morahara_otto警戒しているモラハラ夫の浮気調査

依頼に至った経緯
依頼者は横浜市にお住いの40代の奥さん。飲食店を経営している夫は子どもが産まれてすぐに不倫相手を作り、モラハラや暴力を受けてきたが子どもが小さかったため、ずっと我慢してきた。
それから子どもも大きくなり依頼者も仕事に就いたため収入があるので離婚を決意。
裁判所に離婚の申し立てをしたが共通の知り合いから今でも浮気をしていることを聞き、弁護士からは優位に離婚するのであれば浮気の証拠もあったほうが良いとのことで調査依頼に至った。
調査方法の打合せ
以前に依頼者が浮気のことを問い詰めた際に「そんなに疑っているなら探偵でもなんでもつけてみろ!」と啖呵を切ってきたのに対し、依頼者も「探偵をつける」と明言してしまっていたので警戒している可能性はかなり高いと予想。
本来なら調査員3名以上で調査を行ったほうがいいのだがまずは調査員2名で実施した。
対象者の退勤から調査をするとやはりかなり警戒しており、常に後ろを振り返り尾行している人間がいないか確認しているようだった。
入った居酒屋から女性と2人で出てきたがこの日はなに事もなく分かれたので、浮氣相手かわからないが念のため女性の自宅を判明させて調査を終了。
手を繋いだりやましい雰囲気はなかったが対象者の警戒度からこの女性があやしい・・・
対象者のSNSのアカウントを調べると友達リストに同女性がいたのと探偵の勘から次回の調査は女性マークで行うことにした。
ポイント
SNSの友達リストに浮気相手がいることが稀にあるので氏名がわかっていればアカウントから顔写真の入手や、顔写真から氏名を特定することができる場合もあります。浮気相手の中には自宅や自宅付近の店などの写真を掲載している方もいるので自宅を割り出す手掛かりにもなります。
注意
依頼者が浮気相手を特定していても不貞の証拠がない限りは執拗に付け回したり自宅を張り込んだりすればプライバシー権の侵害、もしくはストーカー規制法に抵触する可能性があるので調査をする際は注意が必要です。浮気の証拠撮り
女性マークで調査を行ったところ、やはり対象者と不倫関係にあり、探偵のよみが見事に的中。
女性は電車で繁華街がある主要都市に移動すると対象者と接触して2人で飲食店へ。
対象者は周囲を気にしていたが酒が入ると気にも留めなくなり、ラブホテルに出入りする不貞の証拠を撮影した。
ポイント
自宅や勤務先など生活基盤があるところは警戒していることが多く、尾けられていることに気が付けば接触しない可能性もあるので浮気相手を尾行することによって最低限の人数で調査をすることが可能になった。女性の自宅や素性がわかっているので別れた時点で調査を終了することによって無駄に警戒させることや費用を抑えることができます。
女性の身辺調査
依頼者は女性と夫に慰謝料請求することにしたので言い逃れや不払いがあった場合、給与を差し押さえるために女性の勤務先を判明させた。
女性が住んでいたのは実家のようで両親とみられる年配の男女の姿も確認した。
ポイント
裁判所から判決が出たにもかかわらず慰謝料の支払いに応じなければ強制執行の申し立てをすることによって相手の財産(給与など)を差し押さえることができます。それと当時は住んでいたのに急に引っ越してしまう可能性がないとは言い切れません。
男性の場合であればなかなか勤め先を変えることはないかと思いますので浮気相手の氏名と住所の他に念のために勤め先も調べておくこともおすすめします。
まとめ
対象者や浮気相手に関する情報が多ければ多いほど調査の選択肢が増えて成功率が上がり、逆に情報がまったくなければ選択肢も限られ、費用が高くなる可能性があります。
ご自身でどれだけ調べられるかによって状況も変わっていきますので、行動パターン(帰宅時間や帰りが遅い曜日・言動など)などをメモに取っておくことで真実を早く知ることができるでしょう。