横浜の探偵が見た”不倫”を正当化する婚外恋愛女性の末路

「婚外恋愛だから不倫じゃない」は通用しない|横浜の探偵が見た“正当化”の末路

  • 2025年07月27日
  • 2025年07月29日

「これはただの浮気じゃない。婚外恋愛っていう、もうひとつの“愛のかたち”なの」

そんな言葉を、不倫当事者の女性が口にするのを、私は何度も聞いてきました。
横浜で日々浮気調査に携わる探偵として、現場で見ているのは、その“愛のかたち”によって傷ついている家族、崩れていく家庭の姿です。

今回は、「婚外恋愛」という言葉の裏に隠された“自己正当化”の危うさについて、現場のリアルを交えてお話しします。

■1. 「婚外恋愛」という便利な言葉

不倫という言葉には、どうしても“背徳”や“裏切り”といったネガティブな印象がつきまといます。
だからこそなのか、近年ではそれをやわらげるように、「婚外恋愛」という表現を使う人が増えてきました。

とくに、不倫当事者側の女性がこの言葉を使うとき、そこには“自分の気持ちに正直でいたい”という一見まっすぐな動機と、実際には「責任を負いたくない」「自分だけは悪く見られたくない」という心理が複雑に絡み合っているように見えます。

●「私はただ愛に正直なだけ」という自己肯定

婚外恋愛を口にする女性は、往々にして「誰かを傷つけたいわけじゃない」「好きになってしまったものは仕方ない」と話します。
たしかに、誰かを好きになる気持ち自体は否定されるものではありません。
けれど、それを“行動に移した”時点で、そこには必ず「選択」が存在しており、その選択には“責任”がついてまわるのです。

「正直な恋愛」が、なぜ隠れて行われているのか

婚外恋愛を“美しい愛のかたち”と表現する一方で、その関係はなぜ隠れて会うなど人目を避ける行動を伴っているのでしょうか?
なぜ堂々と外で手をつなげず、家族に隠れてLINEを送り合っているのでしょうか?
もしそれが“正直な恋愛”だというのなら、なぜ正面から向き合えないのでしょうか?

そこにはやはり、「倫理的に非があるとわかっている」からこその隠蔽行動があり、
つまりどれだけ言葉をきれいに取り繕っても、それが“不倫”という現実を覆すことはできないのです。

●“婚外恋愛”という言葉に救われるのは誰か

浮気調査をしていると、不倫関係にある女性がこの言葉を使って自分の立場を守ろうとしている場面に出くわすことがあります。
けれど、その言葉によって救われるのは、自分自身の良心だけです。

現実には、

・夜になっても帰ってこない父親を不安げに待つ子ども
・理由のわからない冷たさに傷つく妻
・浮気を隠すための嘘に振り回される家族

が、静かに心を壊されていくのです。

●「言葉」は現実を変えない

“婚外恋愛”と呼ぼうが、“大人の恋愛”と呼ぼうが、「既婚者と恋愛関係を持っている」という事実は変わりません。
言葉をどう選んでも、壊される側の現実、裏切られる側の心の痛みは、軽くなることはないのです。

探偵として日々現場で向き合っているのは、「婚外恋愛」という言葉の裏で泣いている被害者の存在です。
そして、どんな言い訳を並べても、その涙の重みは変わらないということを、何度も突きつけられています。

■2. 自由と勝手を履き違えてはいけない

「誰を好きになっても自由」「恋愛は個人の権利」──
そんな言葉を、不倫関係にある女性の口から聞くことがあります。
一見すれば、成熟した大人の理屈のように響くかもしれません。
けれど、浮気調査の現場で見ている私たち探偵にとって、その“自由”という言葉は、非常に都合よく使われているようにしか映らないのです。

●本来の“自由”には責任が伴う

自由とは、好きな相手を選ぶ権利であると同時に、他者の権利を侵さないという前提が必要です。
自由な恋愛をする権利は誰にでもあります。
しかしその相手が既婚者であると知りながら、恋愛感情を優先し、関係を深める選択をすることは、自分の自由のために“他人の幸せ”を踏みにじる行為です。

それはもう“自由”ではなく、“勝手”に変わってしまっているのです。

●「愛してるから仕方ない」はただの自己中心

婚外恋愛をしている女性の中には、「誰かを好きになるのは止められない」「私たちは本気だから」と言い訳のように繰り返す人もいます。
けれど、感情は自由でも、行動は選べます。
既婚者と一線を越えるかどうかは、“意志と責任”の問題です。
感情に正直でいたいからといって、誰かの家庭を壊していい理由にはなりません。

●“自由”を盾にすれば、誰も傷つけていいのか?

恋愛に自由があるのは当然です。
けれどその自由を行使することで、

・家庭が壊れ、子どもが不安定になる
・長年連れ添った配偶者が自信を失い、心身を崩す
・不倫相手の家族や職場まで混乱に巻き込まれる

そうした現実が生まれることを、本当に理解しているのでしょうか。

調査で事実が明らかになった後、依頼者が涙ながらに語るのは、「なぜ彼女は、私の家庭を壊してまで続けたのか」「なぜ、止める側になってくれなかったのか」という、相手女性への強い失望です。
“自由”という言葉で、誰かの人生を踏みにじる権利は、誰にもないのです。

●言葉ではなく、行動で誠実さを証明すべき

本当に誠実であろうとするなら、既婚者との関係は「距離を取る」という選択もあるはずです。
たとえ気持ちがあったとしても、理性を持って「一線を越えない」「誰かを傷つけない」ことを選ぶべきなのです。

探偵として、私たちは“嘘と隠し事”の痕跡を辿りながら、裏側で壊れていく信頼関係を目の当たりにしています。
だからこそ、「これは自由な恋愛です」と開き直るその言葉に、強く違和感を覚えるのです。

■3. 「本気だから不倫じゃない」という錯覚

「これは不倫なんかじゃない。遊びじゃないんです。本気なんです。」
浮気調査の現場で、不倫当事者の女性がそう主張する場面に、私は何度も立ち会ってきました。

けれど、どれだけ“本気”であったとしても、「相手に配偶者がいる状態で関係を持っていた」という現実が消えることはありません。
“愛していた”という感情が、誰かの家庭を壊したという事実を帳消しにしてくれることはないのです。

●「本気だから不倫じゃない」は、ただの自己都合

婚外恋愛にのめり込む女性がよく使う言い訳の一つが、「これは不倫じゃなくて、ちゃんとした恋愛なんです」という主張です。
自分が本気だから、単なる浮気とは違う。むしろ純粋で正当なものだと信じたい気持ちなのでしょう。
ですが、それは“自分の気持ち”を正当化するための都合のいい錯覚です。

恋愛感情の強さが、行為の正当性を保証するわけではありません。
「誰かを本気で好きになったから不倫ではない」と言うのは、「盗んだものに価値があるから窃盗ではない」と言うのと同じくらい、論理として破綻しています。

●「真剣な交際」がむしろ加害性を深めることも

調査の中で、「体だけの関係じゃない」「精神的にもつながっていた」といったやり取りが交わされていた場合、裁判ではむしろ悪質性が高いと見なされることもあります。
「一時的な過ち」よりも、「長期的かつ継続的な不倫関係」の方が、慰謝料の金額や責任の重さも大きくなっていく傾向にあります。

つまり、「本気だった」「真剣だった」という言葉は、逆に自分自身の首を絞める要因になるのです。

●「恋に落ちたこと」ではなく「行動を選んだこと」が問われる

誰かを好きになること自体に、罪はありません。
問題なのは、「その気持ちをどのような行動に移したか」です。

・既婚者と関係を持った
・相手の家庭の存在を知っていながら会い続けた
・連絡を取り合い、隠し事をしていた

これらはすべて、本人の“意志”と“選択”によって行われたことです。
たとえ感情が純粋でも、行動が誤っていれば、責任は免れません。

●「本気の恋」ではなく、「本気の現実逃避」だったのかもしれない

不倫にのめり込む人の多くが、“現実逃避”として恋愛感情に依存しているケースも見受けられます。

・結婚生活に不満があった
・自分の人生に満たされなさを感じていた
・誰かに必要とされることで存在価値を確認したかった

そうした心理のもとで始まった関係は、「恋」ではなく、「感情の穴埋め」にすぎないのかもしれません。

その現実に気づいたとき、後に残るのは“壊したものの重さ”と、“取り返しのつかない代償”だけになることもあります。

●「愛していた」では、何も守れない

浮気調査を通してわかるのは、「気持ちが真剣だったかどうか」は、法律でも、家庭でも、決して“免罪符”にならないということです。
たとえ本気であっても、それが誰かの尊厳や安心を壊す結果になっているのなら、
その恋は正当なものではなく、“他者を犠牲にした自己満足”としか言いようがありません。

■4. 調査で見えてくる“痛みの裏側”

「#婚外恋愛」「#大人の恋」「#本気の恋愛」──
SNSには、既婚男性と交際する女性たちの“のろけ話”や“記念日デート”が並びます。
幸せそうな笑顔、手をつないだ写真、高級ディナー。
まるでそこに“罪の意識”など存在しないかのように、恋愛の自由を謳歌しているように見えます。

しかし、その投稿の“外側”には、彼女たちが見ようとしない現実が、確かに存在しています。

●家庭で起きている「見えない崩壊」

浮気調査で私たちが直面するのは、“ラブラブなカップル”の裏で静かに進行する家庭崩壊の現場です。
調査対象の男性がデートをしているまさにその時間、家では――

・「最近、パパはどうして帰ってこないの?」と寂しがる幼い子ども
・夫のスマホを見せてもらえず、不信感と不安に押しつぶされそうになっている妻
・何も知らず、家計や育児を一手に引き受けているパートナー

誰かが笑っている裏で、確実に“泣いている誰か”がいるのです。

●「知らなかった」では済まされない

婚外恋愛をしている女性の中には、「家庭のことまでは知らなかった」「彼が幸せじゃないって言っていたから」と言い訳をする人もいます。
しかし、調査を通じて見えてくるのは、家では妻と子どもを大切にしている“別の顔”の夫の姿です。
家族の前では父として、夫としての責任を果たしながら、裏では別の女性と密会を繰り返す。
そのギャップを、当事者以外が勝手に判断することはできません。

●探偵が記録しているのは「ラブストーリー」ではない

私たち探偵が残すのは、キスやハグの“ロマンチックな記録”ではありません。
そこにあるのは、「何度も繰り返される嘘」「家族に背を向けてまで会いに行く不倫相手」「家庭を顧みない行動の証拠」です。

つまり、私たちが日々見ているのは、“愛”ではなく“裏切り”の積み重ね。
婚外恋愛を“きれいな関係”として語る人がいる一方で、私たちはその陰で泣く依頼者の姿、崩れていく家庭の現実を記録し続けています。

●「私たちだけの世界」なんて、存在しない

婚外恋愛にのめり込む人ほど、「自分たちは特別」「これは誰にも邪魔できない愛」と信じ込みがちです。
けれど現実は、家族、職場、友人──多くの人間関係の上に成り立つ“生活”の中で行われている関係です。
そこに「自分たちだけの世界」など存在しません。
誰かの人生を傷つけていることに気づかないふりをしているだけです。

探偵として、私たちはその“見えない傷”を見届け、記録し、そして依頼者に真実を届ける役割を担っています。
どんなに恋愛が盛り上がっていようと、その裏にある“痛み”こそが、最も見落としてはならない現実なのです。

■5. 「奥さんとは冷めている」に乗っかるリスク

よくあるのが、「奥さんとはもう夫婦関係が終わってるって言ってた」という言葉。
けれど、これは不倫をする既婚男性の“常套句”です。
そして、いざ調査で接触の証拠が出て裁判となると、「相手の女性から誘ってきた」と言い逃れるケースも珍しくありません。

婚外恋愛のつもりでいたのに、気づけば「加害者として慰謝料請求されていた」──そんな不倫相手を、私たちは何人も見てきました。

●本当に「終わっている」夫婦関係とは?

そもそも、家庭内で夫婦関係がどのような状況にあるかを、外部の女性が正確に知ることはできません。

調査の結果、

・夜はきちんと自宅に帰っている
・週末は家族で外出している
・SNSでは妻との旅行写真を投稿している

というケースは数多く存在します。

つまり、「奥さんとは冷めている」という言葉を信じていても、実際は“まったく冷めていない”家庭もあるのです。

●いざとなれば「彼女が誘ってきた」と裏切られる

調査を通して多く目にするのが、関係が明るみに出た瞬間に態度を一変させる既婚男性の姿です。
妻にバレそうになると、

「無理に誘われて仕方なく会っていた」
「関係を断ち切れなかったのは脅されていたから」

と、被害者のような言い訳をする人もいます。

それまで「君だけが特別」「離婚するつもり」と甘い言葉を投げかけていた人が、一瞬で手のひらを返すのです。
そして、加害者として慰謝料を請求されるのは、“信じていた側”の女性です。

●「知らなかった」では通用しない法的現実

裁判や示談交渉の場では、「既婚者だとは知らなかった」「夫婦関係が破綻していると聞いていた」といった言い分は、原則として通用しません。
なぜなら、不倫において問われるのは「行為の有無」と「故意性(知っていたかどうか)」であり、「相手の言葉を信じていた」というだけでは、免責されないのです。

つまり、

・既婚者と知りながら関係を持った
・夫婦関係が破綻していたかどうかを、自分で確認していなかった

という事実があれば、加害者として慰謝料を請求される可能性は十分にあります。

●「恋人」から一転、「加害者」へ──見てきた現実

私たち探偵が見てきた中には、「婚外恋愛のつもりだったのに、まさか自分が訴えられるなんて」と戸惑う女性も少なくありません。
彼の言葉を信じていたことが、結果的に“誰かの人生を壊した”加害行為と見なされ、

・数十万円から数百万円の慰謝料請求
・家庭裁判所への出廷
・職場や家族にまで影響が及ぶ事態

に発展することもあります。

●「好き」という気持ちの裏にある、法と責任

どれだけ真剣に想い合っていても、社会的・法律的に問われるのは「気持ち」ではなく「行動」です。
「奥さんとは冷めているから大丈夫」という言葉は、ただの“恋愛ごっこの免罪符”でしかなく、
最終的に責任を取らされるのは、信じた側であるケースも多々あるのです。

探偵として、私はその現実を、何度も、何度も見てきました。

■6. 恋愛感情は、免罪符にはならない

「好きになってしまったんです。仕方なかったんです」
この言葉は、婚外恋愛をしている女性からよく耳にする“正直な本音”の一つです。
人を好きになる気持ちに、善悪はありません。
たしかに、恋愛感情そのものは誰にでも生まれうる自然な感情であり、それを否定することはできません。

しかし――
問題は、その感情を“どのように扱うか”にあります。

●「好き」という感情は、行動の免罪符にはならない

どれだけ強く想っていても、相手に配偶者がいると知っていて踏み込んだ時点で、それは「感情の暴走」ではなく、「選択された行動」です。
浮気調査で記録されるのは、感情ではなく行動です。

・連絡を取り続ける
・二人きりで会う
・肉体関係を持つ

そうした一つひとつの選択の積み重ねが、「不貞行為」として認定されていくのです。

「本気で好きだったから」は、道徳的にも法的にも、何も守ってはくれません。

●誰かの犠牲の上にある恋は“美しい”のか?

恋愛感情を盾にして、「私たちは本気だった」「愛し合っていた」と語る人もいます。
けれど、その関係の裏では――

・裏切られた配偶者が精神的に追い詰められている
・子どもが家の空気を察して不安定になっている
・家庭全体が崩壊の危機にある

そんな“誰かの痛み”が確実に存在しています。

それでもなお「これは恋だから」「仕方なかった」と言い切れるなら、それは“恋愛”ではなく、“自己正当化”でしかないのではないでしょうか。

●「気持ちは止められない」は、“責任から逃げる言い訳”にもなる

恋愛は自由、感情は誰にも縛れない――たしかにそうです。
けれど、それを理由に道を外れてしまったなら、必ず誰かがその代償を支払うことになります。

そのことを理解しないまま「好きになっただけ」と語る人の姿に、私たち探偵は、無責任さと幼さを感じずにはいられません。
恋愛感情に“甘えてしまう”人が、不倫という現実にのめり込み、気づいたときには慰謝料請求や社会的信用の失墜といった深刻な事態に巻き込まれているケースも少なくありません。

●“理性ある大人”であることを、忘れてはいけない

どれだけ感情が高ぶっても、それをどう扱うかは「理性と倫理」の問題です。

・その感情に、行動として応じるか
・一線を越えることを自分の中で許すか
・それが誰かを傷つけるものかどうか考えたか

この“立ち止まる力”こそが、本来の大人の恋愛に必要なものだと、私たちは現場で何度も思い知らされてきました。

恋愛感情に正直であることは、時に大切なことかもしれません。
しかし、他人の人生を壊してまで貫く恋に“誠実さ”は宿らない。
それは恋ではなく、“責任を忘れた逃避”でしかない――
探偵として、私はそう断言できます。

■7. “恋の終わり”で済まされない責任

「もう終わった関係なんです」
「お互いに話し合って別れました」
浮気調査の現場では、不倫関係の当事者がこのように“すでに清算済み”だと主張するケースにたびたび出会います。

けれど、たとえ関係が終わっていても、それだけで“責任まで終わった”ことにはなりません。
不倫は、相手と別れたからといってすべてがリセットされる“恋愛ごっこ”ではないのです。

●関係が終わっても「不貞行為の事実」は残る

法律上、不貞行為(不倫)があったかどうかは、「交際の継続」ではなく、「既婚者と肉体関係があったか」「故意にそれを行ったか」によって判断されます。
つまり、すでに別れていたとしても、過去にその事実があれば、慰謝料の請求は成立するのです。

探偵として、私たちは「関係を終わらせた後に慰謝料を請求された」という相談がくることもあります。
本人たちが「きれいに別れた」と思っていても、傷ついた側にとっては、“恋の終わり”ではなく“人生を壊された始まり”でしかありません。

●「自分たちで終わらせた」は、加害者側の視点

婚外恋愛にのめり込んだ人が語る“終わった”という感覚は、加害者側の都合によるものです。
しかし、被害を受けた配偶者にとっては、突然の裏切りに苦しみ、眠れない日々が続き、家族関係が壊れたまま修復できていない場合もあります。

加害者が勝手に関係を終わらせたからといって、その苦しみの“時効”が始まるわけではありません。
むしろ、その「一方的な清算感覚」が、被害者の怒りや傷をより深くしてしまうことすらあるのです。

●恋愛の“エンディング”と、責任の“清算”は別物

恋愛に終わりがあるのは自然なことです。
しかし、社会には「終わったからすべて許される」なんてルールは存在しません。

・職場に不倫が発覚して懲戒処分を受けた人
・元不倫相手の配偶者から数百万単位の慰謝料を請求された人
・SNSで関係を暴露され、名誉や信頼を失った人

私たちは、関係が終わった後に“本当の代償”を支払う羽目になった人々を数多く見てきました。
恋愛を終わらせたはずなのに、人生のあらゆる方面に重い影響が残ってしまう――それが不倫という行為の現実です。

●「もう終わったこと」は、責任回避の常套句になりやすい

「昔のことだし」「もう関係は終わってるんだから」と繰り返す人ほど、自分の行為と向き合おうとしない傾向にあります。
けれど、終わった恋の“その後”に向き合わなければ、真の意味での責任を果たしたことにはなりません。

探偵が届ける「真実の記録」は、その責任の重みを突きつけるものでもあります。
調査報告書が残る限り、“なかったこと”にはできないのです。

●恋は終わっても、責任は消えない

不倫は、「好きだった」「でも別れた」という“感情の物語”では済まされません。
それは現実の行動であり、誰かを深く傷つけた“加害の記録”でもあるのです。

恋に落ちることは誰にも止められない。
しかし、恋が終わった後に「何もなかったこと」にすることはできません。

その事実を、浮気調査の現場にいる私たちは、日々痛感しています。

■8. 本気であるほど、代償は大きくなる

婚外恋愛という言葉で“不倫の現実”をごまかしているうちは見えないかもしれませんが、いざ関係がバレたとき、「本気だった分だけ」傷は深くなります。
依頼者が証拠を持って訴えを起こせば、不倫相手として慰謝料を請求されるだけでなく、自身の家庭や社会的信用を失うリスクもあります。

“本気の恋”が、人生そのものを壊してしまうのです。

●「本気だったからこそ、もう後戻りできない」

浮気調査の現場では、不倫関係にあった女性が涙ながらに語る姿を目にすることがあります。

「遊びではなかった」
「本気だったから、自分を抑えられなかった」
「本当に彼を愛していた」

しかしその“本気”が、

・既婚者という立場を忘れさせ
・誰かの家庭を壊し
・そして自分の人生も壊していく

そんな危うさを、私たちは何度も見てきました。

●“恋愛感情”が、法的責任を軽くしてくれることはない

どれだけ強い想いがあったとしても、裁判所で問われるのは感情ではなく「行動の事実」です。

・肉体関係の有無
・故意に関係を続けていたかどうか
・家庭や配偶者の存在を知っていたか

本気だったからといって、責任が軽くなることは決してありません。
むしろ、交際期間が長く、頻繁に接触し、深く感情が絡んでいたケースの方が、慰謝料額が高額になる傾向すらあります。

●「本気の恋」が奪うものは、想像以上に大きい

不倫関係が発覚した瞬間、多くのものが崩れ去ります。
たとえば――

・慰謝料として100万円~300万円以上を請求される
・職場に知られ、異動や降格、退職に追い込まれる
・家族や友人との関係が壊れる
・SNSやネット上に情報が流れ、信用を失う
・相手の奥様から名誉毀損や損害賠償で訴えられる

「ただ愛していただけなのに」と感じるかもしれませんが、世の中はそれほど甘くありません。
“恋愛”という名の行動には、社会的な責任が伴うのです。

●愛にのめり込んだ先に待っていたのは、“孤独”だった

婚外恋愛に本気になってしまった女性の中には、「結局、自分だけがすべてを失った」と語る人もいます。

・既婚者の彼は家庭に戻った
・慰謝料の支払いを抱え、貯金もなくなった
・周囲からの信頼を失い、誰にも相談できなくなった

本気で愛したはずの人から「知らない」「別れた」と言われ、たったひとりで現実と向き合わなければならない――
それが、“本気だった代償”として突きつけられることもあるのです。

●気づいたときには、すでに手遅れになっていることもある

婚外恋愛にのめり込んでいるとき、人は“都合の悪い未来”を見ようとしません。
「大丈夫」「きっとバレない」「いつか彼が離婚してくれる」
そんな希望的観測にすがるうちに、取り返しのつかない事態へと進んでいってしまうのです。

探偵として、私たちはそうした“本気の末路”を何度も目撃してきました。
そして、関係が深いほど、発覚したときの崩壊は激しく、代償は大きい――
それが、不倫という現実です。

■9. 探偵として見てきた、勘違いの末路

「これは婚外恋愛。私たちの関係は特別」──そう言っていた女性が、証拠が揃い訴えられた瞬間、急に既婚の彼氏に連絡を絶たれ、ひとり取り残される。
そんな場面を、私たちは何度も見てきました。

恋のつもりでいたのは自分だけ。
相手にとっては“都合のいい逃げ場”でしかなかったという現実に直面したとき、残るのは後悔と、崩れた自尊心だけです。

●「特別な関係」という思い込み

不倫関係にある女性の多くは、「彼は本気で私を愛している」「奥さんとは冷めきっている」といった言葉を信じ、自分たちはただの浮気カップルとは違う“特別な関係”だと思い込んでいます。
しかし、それはたいていの場合、相手の男性にとって都合の良い“演出”でしかありません。

●証拠が揃った瞬間、態度が変わる男たち

いざ証拠がそろい、妻側から慰謝料請求が届いた瞬間、既婚男性の態度が一変する――これは決して珍しい話ではありません。
「彼女のほうから積極的だった」
「自分は断れなかっただけ」
そう言って責任を逃れようとする場面を、私たちは何度も見てきました。

●残るのは後悔と孤独

「私は本気だったのに」「彼を信じていたのに」
そう語る女性が、最後に手にするのは、“信じていたものがすべて嘘だった”という深い後悔です。
慰謝料請求の通知が届いたとき、相談できる人もおらず、社会的にも立場を失い、精神的にも孤立してしまうケースも少なくありません。

●“愛された証拠”ではなく“加害の証拠”として残る

たとえ関係の中で愛を感じていたとしても、探偵の記録は“愛の証拠”ではなく、“不貞の証拠”として使われます。
それは裁判で提出され、賠償責任を問われる材料になります。
つまり、女性にとって「大切な思い出」だった時間は、現実では「加害の証拠」として記録されてしまうのです。

●「私は違う」という思い込みが、最も危うい

「私だけは大丈夫」「私たちの関係は特別」――この思い込みこそが、もっとも危険なのだと、私たちは現場を通して知っています。
恋をしていたつもりが、加害者と呼ばれ、自分の人生を台無しにしてしまう。
そのことに気づくのは、いつも“すべてが終わった後”なのです。

■10. 「私は悪くない」と思いたい気持ちはわかるけれど

誰だって、自分が悪者になりたいわけではありません。
だからこそ、“婚外恋愛”という言葉にすがり、自分の行動を正当化したくなるのも、ある意味では自然な防衛反応です。
けれど、それが誰かの涙の上に成り立っている以上、“正しさ”にはならないのです。

●誰だって、自分を守りたい

「私は好きになっただけ」「彼に癒やされた」
そう語る女性の多くは、恋に落ちた自分を責めたくない気持ちでいっぱいです。
それは責任回避というより、人間として自然な“防衛本能”でもあります。
しかし、正直な気持ちと、現実の結果は別問題です。

●言葉を変えたところで、行為の意味は変わらない

“婚外恋愛”という言葉は、不倫のイメージを柔らかくするために使われることがあります。
ですが、どんなに表現を変えても「既婚者と恋愛関係にある」事実は変わりません。
法律上も倫理上も、それは「不貞行為」として扱われます。

●“被害者意識”が視野を狭めてしまう

「自分だって本気だった」「傷ついているのは私も同じ」
そう言って、“自分もまた被害者”だと思いたい気持ちは理解できます。
しかし、その裏で誰かが涙を流し、家庭が壊れ、子どもが苦しんでいる現実を見ないままでいれば、それはただの“無責任な自己防衛”です。

●正当化が、より深い傷を生むこともある

「私は悪くない」という思い込みが強ければ強いほど、関係が破綻したときに受けるショックも大きくなります。
なぜなら、自分を守るために築いた“正義のストーリー”が、事実によって一気に崩れてしまうからです。
そのとき残るのは、自己否定と現実とのギャップに苦しむ自分自身です。

●“悪くない”ではなく、“向き合う”ことが大切

私たち探偵は、誰かを一方的に責めるために証拠を取っているわけではありません。
事実を知ることで、依頼者が前を向けるように。
そして、当事者が「自分の行動にどう責任を持つか」と向き合えるように。
それが、本当の意味で「人生を立て直す一歩」になると信じているからです。

まとめ:その恋、“婚外恋愛”ではなくただの不倫です

横浜で探偵として数多くの浮気調査をしてきた私たちは、不倫の現実を知りすぎています。
「婚外恋愛」と言い換えたところで、やっていることは誰かの家庭を壊す行為にほかなりません。

「私は悪くない」「本気だったから」といった言い訳は、証拠が揃った瞬間には通用しません。
それどころか、慰謝料請求や社会的信用の失墜といった“代償”が、一気にのしかかってくるのです。

恋に落ちたことを否定するつもりはありません。
けれど、“既婚者と関係を持つ”という行動に踏み出した時点で、責任からは逃れられないのです。
感情を優先し、自分だけの正義を振りかざした先に待つのは、“甘い結末”ではなく“苦い現実”です。

どうか、目をそらさないでください。
今、あなたがしていることは恋愛ではなく、不法行為です。
その事実を認めたときこそ、本当の意味で自分の人生を守るスタートラインに立てるのだと思います。

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