児童虐待にあった子どもの被害件数は年々増加しており、子どもの命が奪われる痛ましい事件が続いています。
この中には保護者が「しつけ」と称して暴力・虐待を行い、死亡に至るほどの重篤な結果につながるものもあります。
子どもや保護者などの状況について、「何か変だ」という異変や違和感に気づいたらすぐにご相談ください。
子どもにこんな兆候はありませんか?
- 不自然な傷がある
- 極端に痩せている
- 家に帰りたがらない
- いつも何かに怯えている
- いつも夜中に徘徊している
- いつも身体や服が汚れている
衣服で見えないところに痣がないか、いつも同じ服装で汚れてはないか、極端に痩せていないかなど健康状態や衛生面を細かく観察することが大事です。
親が子どもに対して乱暴な言葉使いや暴力的な接し方をしていないか、無視や差別的な扱いをしていないかなどしっかりと観察することで虐待の事実が明らかになっていきます。
子どもは自分で助けを求めることができません。異変に気が付いたら取り返しがつかなくなる前にすぐにご相談ください。
児童虐待とは
- 身体的虐待
- 性的虐待
- 育児放棄
- 心理的虐待
殴る、蹴る、風呂場に閉じ込めるなどの身体的虐待や子どもに性的行為を求める、性的行為を見せるなどの性的虐待があります。
また、食事を与えない、病気になっても看病をしない、自宅に放置するなど子どもの面倒を見ずに育児を放棄する行為も虐待にあたります。
脅す、無視する、差別的に扱うことも精神的に虐待をする行為にあたり、子どもの発育や精神面に著しく影響を与えるため、早期に対処する必要があります。
子どもの虐待調査の目的
- 再婚相手が虐待していないか
- 元配偶者が虐待していないか
- 元配偶者の再婚相手が虐待していないか
- 親権を得るために虐待の証拠を押さえたい
- 妻が育児放棄をしている証拠を押さえたい
- 離れて暮らす孫が虐待されていないか心配
虐待調査の目的は離婚に関係する親権問題や、別居した子どもが虐待されていないか、会っていない孫の様子が心配で調べてほしいなど、ご依頼者様によって様々です。
また、親権変更請求をする目的で、親として不適法な人や不向きな人から大切な家族である子どもや孫の将来を守るためにご依頼されています。
当事務所では、ご家族以外の方からの緊急を要する児童虐待に関してはボランティア形式でご相談を承っておりますので直ぐにご相談ください。
「虐待」されていると思ったら・・・
子どもからのサインに気づき、「もしかしてこれって虐待かも…」と思ったらお住いの市区町村の子ども家庭支援センターや児童相談所虐待対応ダイヤル189にご連絡して下さい。
虐待かどうかわからないなど判断がつかないことがあるかと思いますが、もし本当に虐待されていれば命にかかわることです。連絡を受けた相談機関から通報者の個人情報が漏れることはないのでご安心ください。
子どもの虐待調査の調査料金
離婚してから会っていないお子さんや暫く会っていないお孫さんが虐待されていないかなど、詳しくお調べします。虐待の事実確認と共に証拠の収集を行い、お子さんを保護するまでのお手伝いをいたします。
調査プラン | 料金 |
---|---|
1日 | ¥50,000~ |
子どもの虐待調査でよくある質問
- 調査料金はいくらですか?
- 虐待などの状況や内容によって調査方法は異なります。詳しくお話を伺ったうえでお見積もりいたしますので、まずはご相談ください。
- 虐待の証拠を撮ることはできますか?
- 子どもに暴力・暴言などの虐待行為を記録し、食事を与えない・自宅に放置するなど育児放棄などを証明できるように報告書に事細かに様子を記載します。ただし、調査中に虐待などで命にかかわる危険性が見受けられた場合、こちらの判断で通報いたします。
- 調査期間はどれくらいかかりますか?
- 虐待や育児放棄などは自宅などの室内で行われていることが多く、お子さんの様子を記録して育児放棄などの事実を間接的に証明する形になります。そのため、1週間~1か月ほど長期的に監視を続ける必要があります。
- 親権を得るためにはどうすればいいですか?
- 虐待や育児放棄など子どもの福祉や利益に反する行為があった場合、親権を維持することが難しくなります。そのため、お子さんを保護するには虐待や育児放棄を証明する証拠が必要となります。
- 親権を取り戻すにはどんな証拠が必要ですか?
- 親権者変更請求を申し立てるには虐待や育児放棄の証拠などが必要になります。親権者変更を認めてもらうには、養育環境を変えてでも親権者の変更をしなければならない理由や必要性が要求されます。詳しくお話を伺い親権を取り戻すためのご提案をいたします。
- 会えない子どもや孫の顔が見たい
- 面会交流を拒否されている子どもやお孫さんの生活状況や虐待・育児放棄されていないかお調べします。ただし、面会を拒否するには子どもの利益に反する事情が必要になりますので、面会を拒否されている理由などをお伺いさせていただきます。