年々増えていくストーカー被害の相談件数は年間2万件を超えており、住居侵入・脅迫・暴行など刑法を適用した検挙件数は2500件ともいわれております。
ストーカー行為をする人物の心理として、相手に対して思いが抑えられなくなってエスカレートしていくケースや自分の気持ちが理解されずに相手に激しい憎悪を持つなど様々なケースがあります。
ストーカー行為は非常に危険な犯罪ですので、思い当たることがあれば事態が悪化する前にご相談ください。
思い当たることがあればご注意ください
- 誰かにつけられている
- 誰かに監視されている
- 元交際相手につきまとわれている
- 家の近所で同じ人物をよく見かける
- 知らない人から頻繁にメールがくる
- SNSのフォロワーからしつこくされている
ストーカー被害に遭っている場合、必ず何かしらの前兆があります。
誰かに見られている気がする、自宅近くで同じ人物を見かけるなど日常生活に異変を感じるはずです。
気のせいで済めばいいですが、そうでなかった場合は放置しておくことによってストーカー行為がエスカレートとしていく可能性があります。
ストーカー行為は大変危険な犯罪です。少しでもおかしいと思ったら事態が悪化する前に早急に対処する必要があります。
ストーカー行為とは
- つきまといや待ち伏せ
- 監視していることを告げる
- 面会や交際などの要求
- 暴力的な言葉や行動
- 無言電話や連続したメール
- 汚物などを送り付ける
- 名誉を傷つける行為
- 性的しゅう恥心の侵害
- GPS機器を取り付ける
- GPS機器での監視
ストーカー行為とは、特定の相手に対して特別な感情で、つきまといや待ち伏せ、自宅に押し掛ける、自宅付近をうろつく行為をすることです。
特徴としては、相手に対しての異常な執着心や支配欲などの感情が強く、歯止めが利かないためにエスカレートしていきます。
被害件数は年々増加しており、法改正により2021年8月からつきまといなどの行為のほかに、GPS機器で相手の承諾なく位置情報を把握する行為を規制対象に追加しました。
ストーカー行為の調査方法
- ストーカー犯の特定
- ストーカー行為の証拠撮影
- ストーカー行為の証拠収集
- 盗聴器、盗撮器、GPS調査
警察に捜査してもらうには、ストーカー犯の特定や被害に遭った証拠が必要になってくる場合があります。
警察では犯人の特定や証拠がないと、防犯パトロールやアドバイス程度にしか協力してくれない可能性があります。
当事務所では、ストーカー犯の特定や被害状況の証拠を収集して今後の防犯対策などもアドバイスしております。
必要であれば警察への被害報告や相談も同行しておりますのでお申し付けください。
自分でもできるストーカー対策
- 戸締りをする
- 合鍵を作らせない
- SNSに個人情報は書かない
- ゴミの出し方に気を付ける
- 1人暮らしでないように装う
- 郵便物を盗られないようにする
- 部屋の明かりが漏れないようにする
- 深夜の帰宅はタクシーなどを利用する
- カメラなどを設置して防犯対策をする
普段から自宅の玄関や窓の戸締りをしっかりとして、夜は在宅していることがわからないように部屋の明かりが漏れないようにしましょう。
また、部屋の鍵は防犯性の高いものに取り換える、1人暮らしでないように装うなど部屋に侵入されないように対策をすることが大事です。
郵便物はマメに取り出す、ゴミは収集前に出す、SNSなどに自宅などがわかる投稿はやめて個人情報を特定されないように気をつけましょう。
もしストーカー被害に遭っていたら
- 写真、動画を撮影する
- 電話、会話の内容を録音する
- 届いた郵便物を保存、保管する
- ストーカー行為を記録しておく
- ネットの書き込みやメールを保存する
警察はストーカー被害が確認できないうちは、犯罪を未然に防ぐ対策はしてくれても、捜査はなかなかしてくれません。
しかし、ストーカー行為の証拠を集めておけば、警察から警告や接近禁止命令などの措置をとってもらうことができます。
そのため、電話・LINE・DM・SNSなどの内容を保存、届いた郵便物や手紙を保管しておくようにしましょう。
また、手紙の保管が難しければ写真に収めておくようにして、自分が受けたストーカー行為はメモ書きでかまわないので記録しておくことが必要です。
ただし、つきまといや待ち伏せ行為を写真に収める場合、不用意に相手と接触するのは危険が伴うので防犯カメラなどを設置して対処するようにしましょう。
ストーカー調査の調査料金
ストーカー被害にあっている証拠やストーカー犯の身元までお調べします。ストーカー行為は危険な犯罪ですので、身に危険が及ぶ前にすぐにご相談ください。
調査プラン | 料金 |
---|---|
1日 | ¥50,000~ |
盗聴・盗撮器発見の調査料金
お調べする場所によって料金は異なります。また、盗撮犯やストーカー犯の身元などもお調べすることは可能ですので、詳しくお話しをお伺いしたうえでお見積もりいたします。
調査場所 | 料金 |
---|---|
集合住宅 | ¥35,000 |
戸建て住宅 | ¥45,000 |
ビル・オフィス | ¥85,000 |
ストーカー調査でよくある質問
- 料金はいくらですか?
- ストーカー被害にあっている状況や内容によって、調査方法は異なります。詳しくお話を伺ったうえでお見積もりいたします。
- どうやって証拠を集めるんですか?
- ストーカー被害にあっている状況にもよりますが、ご依頼者様を尾行してつきまとう人物やご自宅などを張り込んで怪しい人物がいないかお調べします。また、ストーカー犯が特定できている場合、その人物をお調べすることも可能です。
- ストーカー犯を尾行できますか?
- 元彼氏や元彼女、SNSで知り合った人物からストーカー被害を受けることがあります。ストーカー犯を特定できているのであれば対象者を尾行してストーカー行為の証拠を集め、警察に被害届を提出することができます。
- 盗聴や盗撮されてないか調べられますか?
- ストーカー犯による、盗聴や盗撮被害は非常に多く見受けられます。ご自宅に盗聴器やカメラが仕掛けられていないかレシーバーなどの専用の機材でくまなくお調べします。
- 車にGPSが付いてないか調べられますか?
- 本人の承諾なく、無断でGPS機器の設置や位置情報を取得することはストーカー規制法違反になります。車・バイク・自転車などにGPS機器が取り付けられていないかくまなくお調べします。
- ネット上で誹謗中傷してくる相手を調べられますか?
- ネット上で勝手に個人情報を公開することはプライバシー権の侵害にあたり、SNSなどで誹謗中傷すれば名誉棄損罪や脅迫罪などが適用されます。弁護士であればプロバイダに開示請求することができるのでお調べすることができます。