対象者に行ってほしくない場所ベスト3
ご依頼者から対象者の行動パターンを聞いていても、根拠がなければ推測の範囲でしかないので基本的にはその通りに行動はしてくれない。
対象者の予定がまったくわかっていなければ、思いもよらないところに浮気相手と行くことがある。
今までの調査で対象者に行ってほしくないと思う場所ベスト3は
・ディズニーランドなどの遊園地
・新幹線や飛行機を使っての遠出
・野球観戦やライブ鑑賞
などで、ディズニーランドはコロナ過の影響で入場制限があり前売り券を持っていなければ入れないこともある。
もし、運よく入場できたとしても、いつ退園するかわからないので対象者が車で来ていなければ、園内をずっと追いかけまわさなければならない。
また、急な飛行機の移動は空港内で搭乗券を購入してくれない限り、どの便に乗るかわからないのでそこで調査が終了してしまう。
新幹線も既に乗車券を購入している場合、乗車した新幹線が博多行きであれば、どこで下車されるかわからないので終点の乗車券を購入する。
(停車駅が一番多い、こだまであれば割と近場なのかと推測できるが・・・)
ただ、新幹線での移動は探偵も乗車できれば尾行を継続できるが、アリーナなどのライブ会場や野球スタジアムは入場できないこともある。
そのため、野球やライブが終了するまで外で待っているのだが、観戦客の数が3、4万人の規模になると対象者を探すのも骨が折れるし確認できないことも。
新幹線での移動は調査の有効性がなければ依頼者と相談したうえで調査を打ち切ってしまうのだが、浮気相手が遠方に居る可能性があれば追い続けなければならない。
新幹線を下りた後でも在来線に乗り継いでさらに遠方に行くことや、浮気相手が車で迎えにきていることもあり、常に次の行動を予想して動く。
(過去に羽田空港から飛行機で北九州まで追って浮気相手の自宅を一人で判明させた調査員の方もいた)
調査がうまくいっても、当然その日には帰ってくることはできない。探偵の仕事は3K(きつい、汚い、帰れない)とはよく言ったものだと思う。