対象者を警戒させる原因
浮気していても誰かに見られていないかと年がら年中警戒している人はいないと思う。
性格や罪悪感で常に気にしている人はいるが、それでも何かしらの原因がないと対象者を警戒させることはなく、その原因はいくつか考えられる。
まず、調査中に警戒させる原因としては、張込場所が悪かったり尾行の仕方が悪かったりすると対象者に怪しまれて警戒させてしまう。
また、対象者だけではなく近隣住民や地域住民に不審に思われ注意喚起をされる可能性があるため、張込場所などは慎重に選定しなければならない。
尾行方法も依頼者さんと打ち合わせをして、浮気旅行など長時間の尾行であれば警戒されないように増員などして対応できるようにする。
しかし、その中でも依頼者さんが対象者を警戒させてしまうことが多く、なかには探偵に依頼したことを公言してしまう方もいる。
そのほかには、根掘り葉掘り聞いて不審に思われた、鞄にGPSを仕込んでバレた、探偵の契約書をみられて警戒させてしまったなどがある。
ひどいケースだと探偵に依頼したにもかかわらず我慢できずに自分で尾行してしまい、対象者にバレて警戒させてしまったことがあった。
証拠を欲しいから探偵に調査を依頼しているはずなのに自ら証拠を撮りづらい状況にしてしまえば、手に入れられる証拠も手に入らなくなってしまう。
依頼者さんからすれば、裏切られた気持ちや許せない気持ちで問いただしたくなるのもわかる。しかし、証拠を手に入れるために探偵に調査を依頼したはず。
高い調査料金を払って証拠が手に入らなければ何も意味がない。目的を達成するためには気持ちをグッと抑えることも大事なのではないだろうか。