浮気相手が忘れられない夫や妻
交際している浮気相手を調べてほしいとの調査のご相談がある。
浮気相手の調査といっても、配偶者の浮気相手の住所や勤務先を調べてほしいということではない。
浮気をしている夫や妻が、自分が交際している浮気相手のことを調査してほしいとのご相談である。
相談内容も様々で、浮気相手が自分以外の異性と交際していないか、別れた浮気相手が今現在なにをしているか、別れた浮気相手と復縁したいなど。
一番多いのが、浮気相手が自分以外の異性と交際していないか調べてほしいとのご相談なのだが、浮気相手も既婚者なので要するにW不倫である。
配偶者の浮気相手に慰謝料請求する為、住所などを調べる。もしくは、自分が独身で婚約者に既婚や浮気の疑いがあるという話しであればわかる。
しかし、このような調査依頼は浮気相手に自分以外の異性と交際していたことがわかったところで、ご相談者さんは相手に対してどうすることもできない。
また、浮気相手の配偶者からすれば、ご相談者さんは不法行為をしている立場になるため、なにかあれば訴えられるし慰謝料を請求されるかもしれない。
なかには、独身女性が既婚男性と結婚したいから、既婚男性と配偶者を別れさせるために自宅や既婚男性の配偶者を調べてほしいなんて無茶なご相談もある。
もちろん、個人のプライバシーを侵害するような調査依頼はお断りしているし、当事務所は別れさせ屋ではないのでこのような依頼は全てお断りしている。
そもそも交際相手の自宅の住所を知らない、もしくは教えてもらっていないということは交際相手からすればいずれかは別れるつもりだったのだろう。
それに気づかないのか、自分と交際相手が結婚できずに幸せになれないのは配偶者がいるからと逆恨みをして、交際相手の家庭を壊そうと目論む。
ただ、このご相談者さんも交際相手の口車に引っ掛かってしまった可能性もあるので、ある意味、既婚男性に騙された被害者なのかもしれない。
独身と嘘をつかれていたのであれば被害者であるが、既婚者と知って交際していたのであれば、なぜわざわざそこを選んだのかは疑問に残る。
所詮、不倫は不倫でしかないので幸せになれる可能性は限りなく低い。不倫カップルがバレずに関係を継続させることは難しいからだ。
相手が既婚者と知ったのであれば男女の関係にならないように、大人としてきちんと線引きをする必要があるのではないだろうか。
