GPSの活用方法
浮気の証拠を集めるのにGPSは有効的である。
車の尾行は長時間にわたればバレる可能性や失尾する可能性があるがGPSを設置しておくことによって、そのリスクを回避することができる。
また、いつ浮気相手と会っているのかわからず、対象者の行動パターンなど情報収集するのにも効果的で、無駄な費用を抑えることができる。
例えば、浮気相手と会っている曜日や時間、浮気相手の自宅に上がり込んでいる場合のおおよその場所、接触場所、立ち寄り先などがわかる。
浮気相手の自宅や車を駐車するコインパーキングなどがわかれば勤務先や立ち寄り先などから尾行する必要がなく、その分の調査時間を省ける。
浮気相手の自宅がわかり対象者が上がり込んでいるのであれば、浮気相手の自宅を張り込んで寝泊まりしている証拠を掴めばいいだけである。
ラブホテルを利用している場合も同様で、同じホテルを利用することはほとんどないが、ラブホテルに滞在してるようであれば向えばいい。
ラブホテルに入るところは撮影することはできないが、同じ浮気相手と出てくるところを3、4回撮れればもはや言い逃れは出来ないだろう。
しかし、今までは夫婦の共有財産である車にGPSを設置することは可能であったがストーカー規制法の改正によって違法になる可能性がある。
夫婦といえども本人の許可を得ずにGPSで行動を監視することはプライバシー権の侵害となり、たとえ浮気の疑いがあっても認められない。
さらに、相手の許可を得ずにGPS機器やGPSのアプリを用いて、位置情報を無承諾で取得をする行為はストーカー規制法に違反する可能性がある。
浮気調査でGPSの使用自体を取り締まる法律はない。ただ、取り締まる法律がないからといって合法という訳でもないのだ。
GPSを利用する際は、規制する法律や条例の内容を把握して取り扱いには十分に気を付けていただきたい。