誰にでももう一度会いたいと思う、忘れられない人はいるのではないだろうか。
学生の頃にお世話になった恩師、忘れられない元恋人、引っ越して疎遠になってしまった友人など。
こういった第三者の人探しは、配偶者や子どもの家出と違い、難易度が高くなり捜索方法も異なってくる。
夫婦や子どもなどの家族を捜索する場合、個人を特定する情報が多くあるので割と見つかることが多い。
しかし、第三者の行方を調べる場合、断片的な情報しか残っておらず、名前ですらうる覚えであったりする。
また、結婚をして名字が変わっていたり、亡くなられてしまっていたり、国外に引っ越してしまっていたりすることも。
もちろん、写真やネットなどで顔を確認できればいいのだが、そうでない場合は生年月日などの個人情報で特定するしかない。
ただ、写真が古いものであったり個人情報がほとんどなければ、もし、見つかったとしても同姓同名の赤の他人の可能性もある。
(今はキラキラネームの人も多いから、なかなか同姓同名で間違うことはなさそうだが…)
ましてや、20年以上前に知り合った下の名前と都内で働いていたことしかわからない初恋の相手など見つけることなど奇跡に近い。
調査費用を相当かけられるのであれば関係者を探し出してそこから辿れば、ひょっとしたら本人が見つかるかもしれないが。
(ただし、10万20万の調査費用であれば難しいだろう…)
第三者を探す場合、フルネームと生年月日、勤務先、学歴、出身地、犯罪履歴、登記謄本、車両のナンバーなどから調べる方法。
そのほかには、関係各所への張り込み尾行、聞き込み、チラシの配布、電話帳、新聞、住宅地図などのオーソドックスな方法。
一昔前であれば、ほとんどの家庭が新聞をとっており自宅に直接集金してたので、新聞の販売所で聞き込みをしていたらしい。
探偵事務所の中には、着手金目当てで見つかる可能性や探し出す当てがないのにもかかわらず、二つ返事で引き受ける悪質なところもある。
そのため、騙されないためには簡単に見つけられると言われたら、どのような方法で探すのか具体的に聞くことをお勧めしたい。
忘れられない元恋人/横浜の探偵日記
- 2023年09月21日
- 2023年09月29日