浮気されたあなたへ──横浜の探偵が見抜く“加害者の都合のいい言葉”とその心理構造
- 2025年12月23日
- 2025年12月31日
「そんなつもりじゃなかった」「本気じゃないから」──
浮気が発覚した瞬間、加害者がよく口にする“言い訳”。一見すると反省しているようにも見えますが、果たしてその言葉は本心なのでしょうか。横浜で探偵として数多くの現場に立ち会ってきた中で見えてきたのは、言葉と行動の間にある決定的な“ズレ”です。
涙ながらの謝罪の後に、何事もなかったかのように同じ相手と会っていた…そんな現実も少なくありません。本記事では、浮気者たちが繰り返し口にする典型的な言い訳と、その裏に隠された心理構造を、調査の現場から冷静に紐解きます。
■1. 浮気がバレた瞬間に見える“人間性”
浮気の調査報告を依頼者に行う際、対象者がその事実を知った瞬間の言動は、非常に重要な観察ポイントです。
探偵としてこれまで数多くのケースを見てきましたが、「バレた瞬間」に取る反応には、その人の本質──つまり誠実さ、責任感、共感力の有無が如実に表れます。ここでは、そうした“第一声”に隠れた心理や危険サインを詳しく解説します。
●逆ギレする人は、責任転嫁の傾向が強い
調査報告をもとに依頼者が問い詰めた瞬間、怒りで話を遮ったり「盗撮したのか?」「こんなの違法だ!」と逆ギレする人がいます。
これは罪悪感ではなく、「自分が責められる状況」への防衛反応。責任を自分以外に押しつける傾向があり、再発のリスクが高いタイプです。
●謝罪するが目を合わせない人は、表面的な反省にとどまりやすい
「ごめん、本当に悪かった」と言いながら目をそらす、手を震わせながらうつむく──こうした態度は一見反省しているように見えますが、本質は「責められることへの恐怖」からの謝罪である場合が多く、時間が経つと反動的に再犯に走ることも。
●沈黙して何も言わない人は、事態を受け止められていない
無言で固まり、何も返さないケースもあります。これはショックや恐怖で一時的に言葉を失っている可能性もありますが、深層心理では「まだ自分の世界が壊れたと認めたくない」という否認状態。こうした人は、うやむやにして時間が解決することを願う傾向があります。
●第一声で“自分の都合”を語る人は要注意
「これは本気じゃないんだ」「寂しかっただけなんだ」といった言葉を開口一番に出す人は、相手の感情よりもまず“自己保身”を優先しています。
これは自己愛の強いタイプによく見られる反応で、反省よりも“許されたい”“立場を守りたい”という欲求が先行しています。
●「どうせ全部バレてるんだろ」と投げやりな人は、罪悪感が薄い
開き直りや投げやりな態度は、反省の欠如だけでなく、自分の非を相対化して「仕方なかった」で済ませようとする心理の表れです。こうした人は再犯時にもっと巧妙な隠し方をする傾向があり、調査後の見守りが重要になります。
●「バレた瞬間」に表れる本性を見抜く視点
探偵の立場から見れば、「バレた瞬間」に現れる本性は、今後の再犯リスクや誠意の有無を見極める大きなヒントになります。
言葉よりも態度、反応の速さ、視線、表情の変化──そうしたディテールのひとつひとつが、その人の“真の姿”を映し出しているのです。
■2. 「そんなに怒ること?」──罪の軽視と言い訳の始まり
浮気が発覚した直後、多くの加害者がまず口にするのは“自分にとっては大したことじゃなかった”という認識です。
「そんなに怒るなんて思わなかった」「ちょっとした出来心」──このような発言には、行為そのものを過小評価する心理が如実に表れています。
探偵として浮気調査の現場に立ち会う中で、こうした“罪の軽視”がトラブルの火種になるケースを何度も目の当たりにしてきました。
●「軽い遊び」のつもりだったという誤解
加害者の多くは、浮気を“深刻な裏切り”ではなく、“バレなければセーフの火遊び”程度に捉えています。
そのため、本気で怒られると「なぜそこまで?」と感じ、逆に被害者の反応を過剰に感じるのです。これは共感性の欠如と、自分本位な認知によるものです。
●「ちょっとしたこと」に本音が出る
「ちょっとだけ会っただけ」「何回もじゃない」といった発言には、事実の大きさを小さく見せようとする意図があります。
しかし、実際に探偵の調査で明らかになる内容は、日常的な連絡、ホテルの出入り、旅行など“ちょっと”では済まない行動が多数で、発言と事実の乖離が目立ちます。
●怒りよりも「面倒な事態」に困惑している
探偵が報告書を提出した直後、加害者の多くは「どうしよう…」と焦りますが、その焦りの中身は“怒られたこと”や“証拠があること”に対するものであり、自身の行為そのものへの反省ではないことが多いです。つまり“後悔”ではなく、“困惑”なのです。
●謝罪がない場合、認識のズレが危険信号
この段階で謝罪の言葉が一切出ない場合、本人はまだ「自分は悪くない」「騒ぎすぎ」と本気で思っています。これは浮気の再発リスクが高く、被害者が“気づかないうちに情にほだされて許してしまう”パターンの前兆でもあります。
●「ささいなこと」と切り捨てる加害者心理の危険性
加害者にとっては「ささいなこと」、しかし被害者にとっては「信頼の崩壊」。
その温度差の裏にある心理構造を正確に捉えることが、今後の判断の大きな材料になります。探偵としては、言葉に惑わされず、証拠という事実をもとに冷静な分析をお勧めします。
■3. 「魔が差した」「一度だけ」──典型的な切り抜けワード
浮気が発覚した直後、加害者が反射的に口にしやすいのが「一度だけだった」「本当に魔が差した」という言葉です。これらは非常に使い勝手のいい言い訳であり、深く考えずとも“責任を軽く見せる”ことができます。しかし、探偵として数多くの調査を行ってきた経験から言えば、この言葉が真実であるケースはごくわずかです。
●「一度だけ」はほぼ存在しない
探偵の調査で明らかになる事実を見ると、「一度だけ」の浮気だったケースは極めて少数です。多くの場合、事前の連絡の積み重ね、複数回の接触、長期間のやり取りが確認されます。それにもかかわらず「一度だけ」と言うのは、事実を小さく見せ、追及を早く終わらせたい心理の表れです。
●「魔が差した」は意思決定から逃げる言葉
「魔が差した」という表現は、自分の行動を“不可抗力”のように扱う便利な言葉です。しかし実際には、連絡を取り、会う時間を作り、場所を選び、嘘を重ねている以上、そこには明確な意思決定があります。探偵目線では、この言葉が出た時点で「責任を認める準備ができていない」と判断します。
●環境や衝動のせいにする心理
仕事が忙しかった、飲みすぎた、誘われた──こうした理由を並べることで、加害者は「自分は流されただけ」という立場を作ろうとします。しかし、環境や衝動が原因なら、同じ条件下のすべての人が浮気するはずです。実際には、浮気を選んだのは本人です。
●この言葉が出た場合の再発リスク
「一度だけ」「魔が差した」と言いながら、行動の詳細を語ろうとしない人ほど、再発リスクは高い傾向にあります。なぜなら、行為を深く反省していないため、次に似た状況になったとき、同じ言い訳で自分を許してしまうからです。探偵としては、この段階で言葉を信じ切ることはおすすめしません。
●事実と照らし合わせることが重要
こうした切り抜けワードに対抗する唯一の方法は、感情論ではなく事実を見ることです。いつから連絡を取り、何回会い、どのような行動をしていたのか。探偵の調査は、曖昧な言葉を無効化し、現実を明確にするためにあります。
「魔が差した」という一言で済ませようとする姿勢こそ、その人の誠実さを測る試金石になります。次に進むかどうかを判断するためにも、言葉ではなく行動と事実に目を向けることが重要です。
■4. 「本気じゃなかった」──関係性の軽視と自己保身
浮気が発覚した際、加害者がよく使う言い訳のひとつが「本気じゃなかった」という言葉です。
この主張は一見すると、家庭を守ろうとしているようにも聞こえますが、実際には自分の行為の重さを軽くし、責任から逃れるための自己保身に過ぎません。探偵として数多くの不倫問題を見てきた中で、この言葉ほど現実と乖離した言い訳はないと感じています。
●「本気じゃない=問題ない」という危険なすり替え
「遊びだった」「気持ちは家庭にある」という言葉は、裏切りの有無を“感情”で判断しようとする発想です。
しかし、浮気の問題は感情の深さではなく、信頼を裏切る行為をしたかどうかにあります。本気かどうかは、被害者の傷の深さとは何の関係もありません。
●嘘と隠蔽を重ねている時点で関係は深刻
私たちが調査で確認してきたのは、「本気じゃない」と言いながら、連絡を取り合い、会う時間を確保し、嘘の予定を作り、証拠を隠そうとする行動です。
これだけの手間とリスクをかけている時点で、関係性は決して軽いものではありません。
●時間とお金を使っている事実が示すもの
ホテル代、交通費、食事代、プレゼント──「本気じゃない」関係のために、時間とお金を継続的に使っているケースは非常に多く見られます。
これは一時の出来心ではなく、生活の一部として浮気が組み込まれていた証拠です。
●家庭を守っているつもりという自己欺瞞
「家庭は大事にしていた」「家族を捨てるつもりはなかった」という言葉もよく聞かれます。
しかし、裏で嘘を重ね、配偶者を欺き続けていた時点で、家庭を守っていたとは言えません。これは守っているつもりでいるだけの、自己欺瞞に過ぎません。
●本気かどうかより「裏切った事実」を見るべき理由
探偵の立場から強調したいのは、判断基準を相手の言葉に委ねてはいけないという点です。本気かどうかではなく、どのような行動を取り、どれだけ継続していたのか。その事実を冷静に見ることで初めて、今後どう向き合うべきかが見えてきます。
「本気じゃなかった」という言葉は、裏切りを軽く見せるための便利なフレーズです。しかし、行動と事実を見れば、その言葉がどれほど無力かは明らかになります。
■5. 「お前(あなた)にも原因がある」──責任転嫁の始まり
浮気が発覚したとき、加害者がしばしば口にするのが「お前(あなた)にも原因がある」という言葉です。一見、夫婦間の問題を共有するような言い回しに聞こえますが、実際は自分の過ちを正当化し、責任を軽くしようとするための典型的な言い訳です。
探偵として多くの修羅場を見てきた立場から言えるのは、「浮気を選ぶかどうか」はその人自身の選択であり、パートナーの態度や家庭の状況が言い訳になることは決してありません。
●“寂しかった”は浮気の理由ではなく口実
「寂しかった」「かまってくれなかった」といった言葉は、感情の不足を訴えるようでいて、実は浮気の責任をすり替えるための口実です。
夫婦の間に問題があったとしても、それを解決する手段は他にもあるはずで、裏切りという行動を選んだ時点で主導権は加害者にあります。
●相手の罪悪感を利用した心理操作
こうした責任転嫁は、被害者の「自分も悪かったかも」という思考を引き出すための心理的操作でもあります。
長期的にこれを繰り返されると、被害者の自己肯定感は低下し、逆に加害者を庇うような行動に出てしまうケースもあります。
●実際の行動を見れば“誰が悪いか”は明白
調査では、浮気の過程で加害者がどれだけ計画的に動いていたかが詳細に記録されます。
連絡手段の工夫、アリバイ作り、証拠隠滅など──これらの行動は、寂しさや不満という“衝動”ではなく、意図的で継続的な裏切りの証です。
●「浮気を選んだ責任」は100%本人にある
私たち探偵が被害者に伝えたいのは、「あなたのせいではない」ということです。
たとえ関係が冷え込んでいたとしても、誠実な人間関係を築き直す努力をせず、裏切りを選んだ時点で、加害者はすでに信頼を踏みにじっています。
●反論できないようにするには“証拠”が必要
言葉巧みに責任転嫁されると、被害者は心の中で迷いが生じます。だからこそ、加害者の言葉ではなく、“事実”に基づいた判断が必要です。
調査による客観的な証拠は、その迷いを断ち切り、冷静な決断を下すための強い支えになります。
■6. 「終わったからいいでしょ?」──継続性への無自覚
浮気が発覚した後、「もう終わってるから問題ないでしょ?」と開き直るような発言をする加害者は少なくありません。しかし、浮気という裏切りの本質は“過去に関係があったこと”であって、関係が継続しているかどうかは本質的な問題ではありません。
探偵として数々の浮気調査をしてきた中で、このタイプの発言には「継続性への無自覚」「責任から逃れたい心理」が色濃く表れていると感じます。
●“終わった”は反省ではなく逃避の言葉
「もう会っていない」「連絡してない」と言われると、被害者は一瞬安堵することもあります。しかしそれは反省とは別物で、「過去のことだから責めないで」という責任逃れのための言葉であることが多いのです。
●再接触の高確率──“口だけの終結”
調査結果としてよくあるのが、「終わった」と言いながら、しばらくしてから再接触しているケースです。LINEやSNSでのやりとり、職場内での再会など、復縁とまではいかなくても、水面下でつながり続けている状況は多く見られます。
●“証拠がないと信じ込ませられる”危険
このような言い訳が成立してしまうのは、被害者側に「もう終わったなら信じたい」という気持ちがあるからです。けれども、探偵として調査をしていると、目に見えない形で関係が続いていたという事実を突き止めるケースは多数あります。
●“浮気の終わり”は加害者が決めることではない
浮気が終わったかどうかを判断するのは、加害者ではありません。被害者が納得し、再発の危険がないことを確認できて初めて、「終わった」と言えるのです。その確認手段として、調査による“行動の証明”が重要になります。
●信頼の再構築には“事実の証明”が不可欠
加害者の言葉だけで判断してしまうと、また同じ裏切りを繰り返す危険があります。
私たち探偵ができるのは、「本当に終わっているかどうか」を客観的な視点から確かめること。その証拠が、被害者の冷静な判断と安心につながるのです。
■7. 「謝ってるじゃん」──謝罪で全てを帳消しにしようとする態度
浮気がバレた後、多くの加害者が口にする言葉のひとつが「謝ってるじゃん」です。この言葉には、「謝ったのだからもう終わりにしてほしい」「これ以上責められるのは不当だ」といった心理が含まれています。
しかし、謝罪は信頼の修復の“始まり”に過ぎず、行動の変化を伴わない謝罪には、再発リスクが高く潜んでいるのが現実です。
●言葉だけで帳消しにしようとする心理
「もう謝ったじゃん」という発言は、加害者側の都合による幕引きの試みです。謝罪は“口にすれば済む”という感覚が根底にあり、相手の心情や被害感情に寄り添う姿勢が欠如しています。
●謝罪=責任の終わりではない
不倫加害者が調査結果を突きつけられた途端に謝罪し、その直後には「だからもう許して」と迫るケースもあります。
しかし、本来謝罪とは、信頼を失った自分がその信頼を回復するためのスタート地点であり、許しを求める“権利”ではありません。
●行動が伴っていない謝罪の空虚さ
言葉だけの謝罪をしておきながら、その後も同じ浮気相手と連絡を取っている例は少なくありません。私たち探偵が実際にその現場を記録し、依頼者に報告した際、「謝ったのにまた?」と絶句される方もいます。
●謝罪=終わりではなく“関係の見直し”の起点
謝ったからすべてを許すべき、という考え方自体が、加害者本位です。本当に関係を修復したいのであれば、被害者の不安や疑念に向き合い、具体的な行動で信頼を取り戻していく覚悟が必要です。
●“本気の反省”は行動でしか測れない
謝罪の真偽は、言葉ではなく行動で測るものです。探偵の役目は、その言葉の裏にある“本当の行動”を明らかにし、依頼者が言葉だけに惑わされないよう事実をお伝えすることです。
■8. 「浮気じゃない。気持ちは家庭にある」──歪んだ線引き
「身体の関係はあっても心は家庭にある」「遊びだっただけ」といった発言は、浮気が発覚した際によく耳にする“言い訳”のひとつです。
これは加害者が浮気の定義そのものを、自分にとって都合のいいようにすり替えようとする認知の操作であり、探偵としての視点から見れば、浮気常習者に共通する典型的な心理パターンといえます。
●独自ルールで浮気を正当化
浮気を指摘された際、「心は家庭にあるから裏切りじゃない」と主張する人は、自分だけの倫理基準で問題を処理しようとします。
これは“行動”ではなく“気持ち”に焦点を当てて、事実の重みを軽くしようとする自己防衛の一種です。探偵としては、こうした発言が出た場合、その人物が自分の行為を客観的に見ていない可能性が高いと判断しています。
●行為と感情を切り離す“逃げ口上”
「気持ちは家庭にある」という言い訳は、行為そのものが信頼を傷つけている事実から目をそらすものです。
どれだけ感情面でのつながりを主張しても、身体的な裏切り行為があった時点で信頼は損なわれています。探偵として多くの不倫現場を見てきたからこそ、「行為=裏切り」というシンプルな事実の重さを訴えたいのです。
●話し合いが通じにくい“危険サイン”
このような独自解釈を振りかざす加害者は、感情論や論理的な対話が成立しにくいという特徴もあります。
「自分は悪くない」という認知に強くしがみつくため、謝罪や反省の言葉も表面的になりがちです。証拠を突きつけられても、「遊びだった」「浮気ではない」の一点張りになることも珍しくありません。
●探偵が見る“典型的な加害者の傾向”
これまでの浮気調査の現場では、こうした“気持ちの逃げ場”を作る言動が見られる人物は、高確率で再犯を繰り返しています。
つまり、自分の都合で浮気の定義を変えられる人は、反省よりも自己保身を優先しがちであり、再発リスクも高いというのが探偵としての実感です。
■9. 「そんなに疑うなんてショックだ」──話をすり替える防衛反応
浮気が明らかになった瞬間、加害者が被害者に対して「信じてくれてなかったの?」「そんなふうに疑ってたなんて…」と反撃のように言うことがあります。
この発言は一見、被害者を思いやる言葉のようでありながら、実際には責任を回避するための“話のすり替え”です。探偵としては、この場面でこそ冷静に事実を見つめる姿勢が必要だと考えています。
●責められることへの過剰反応
浮気が発覚した瞬間、加害者は心理的に追い詰められます。その中で「疑ったこと」に焦点を移し、「疑ったあなたが悪い」という構図を作り出そうとするのは、防衛反応の一種です。
話し合いの場面で、加害者が“自分が傷ついた”という立場を強調し始めることは珍しくありません。
●加害者が“被害者の立場”を取る危うさ
「疑われたことがショックだった」という言葉は、加害者が“被害者ポジション”に立ち、実際に被害を受けた配偶者の怒りや悲しみを相対化しようとする意図が込められています。
これはまさに、責任のすり替えです。探偵としては、こうした言動が出た時点で、反省の姿勢は薄く、自分を守ることが最優先になっていると見ます。
●感情に巻き込まれず“事実”に立ち返る
「そんなに疑っていたのか」と言われると、被害者側が罪悪感を抱き、冷静な判断を失うことがあります。
しかし重要なのは、“疑われたこと”ではなく、“疑われるだけの行動をしていた”という事実です。探偵は常に「言葉」ではなく「行動」に注目し、言い訳の奥にある真実を記録しています。
●信じていたからこそ調査が必要になる
誤解してほしくないのは、「疑ったから調査した」のではなく、「信じたかったからこそ、確かな事実が必要だった」ということ。
依頼者の多くは、証拠が欲しいというより、“もう一度信じるための材料”を求めて調査に踏み切っているのです。この点において、「疑われたことがショック」という言葉は、あまりにも一方的です。
■10. 言葉よりも“行動”を見ることが浮気者を見抜く鍵
浮気が発覚した後、加害者はさまざまな言葉を尽くして状況を収めようとします。反省、後悔、決意表明──どれも一見もっともらしく聞こえます。
しかし、探偵として数多くの不倫問題に関わってきた経験から断言できるのは、言葉だけで浮気が終わることはないという現実です。見るべきは、語られた内容ではなく、その後に“何が変わったのか”という行動です。
●言葉は簡単に作れるが、行動は嘘をつかない
「もう終わった」「二度としない」という言葉は、誰でも口にできます。しかし、行動を変えるには覚悟と継続が必要です。
探偵の調査では、反省の言葉を並べた直後に、同じ相手と再び会っているケースが何度も確認されています。言葉と行動が一致していない時点で、その反省は信用できません。
●本当の反省は“生活の変化”として現れる
本気で向き合う意思がある人は、行動に変化が出ます。連絡手段を断ち、生活リズムを改め、第三者の介入を受け入れるなど、具体的な変化が見られます。
一方、口では反省を語りながら、行動が以前と同じであれば、それは単なるその場しのぎです。
●「信じたい気持ち」が判断を曇らせる危険
被害者側には「もう一度信じたい」「これ以上傷つきたくない」という気持ちがあります。
加害者はその心理を敏感に察知し、言葉で安心させようとします。だからこそ、探偵としては感情ではなく、確認できる事実を基準に判断することを強く勧めています。
●再発は“行動を見なかった結果”として起きる
再調査の相談で多いのが、「あの時、言葉を信じてしまった」という後悔です。
行動を確認せず、言葉だけで区切りをつけてしまうと、同じ裏切りが繰り返される可能性は高くなります。再発は偶然ではなく、見逃しの積み重ねで起きるものです。
●探偵の役割は“判断材料となる事実”を揃えること
私たち探偵の仕事は、誰かを疑わせることではありません。依頼者が冷静に判断できるよう、行動という事実を可視化することです。
言葉に振り回されず、自分の人生をどう選ぶのか。そのために必要な材料を揃えることが、探偵の役割であり、存在意義だと考えています。
■まとめ:浮気発覚後に見るべきは「言葉」ではなく「人間性と行動」
浮気が発覚した直後に発せられる言葉には、その人の人間性と向き合い方が色濃く表れます。「そんなに怒ること?」「一度だけ」「本気じゃなかった」「もう終わった」「謝ったじゃん」──これらはすべて、反省よりも自己保身を優先するための言葉です。
探偵の調査で繰り返し確認されているのは、言い訳が巧みな人ほど、行動が変わらないという現実です。独自のルールで浮気を正当化し、責任を転嫁し、被害者の感情を軽視する姿勢は、関係性そのものが不健全であるサインでもあります。
重要なのは、「何を言ったか」ではなく、その後に何が変わったのか、何も変わっていないのかを冷静に見ること。感情に巻き込まれそうになったときこそ、探偵が重視するのは、確認できる事実と行動、そして一貫性です。
浮気を許す・許さない以前に、その相手が「信頼に値する人間かどうか」を見極める視点こそが、被害者自身の人生を守る最も重要な判断材料になるのです。











