調査事例

妻のモラハラを理由に別居した夫の浮気調査

  • 2024年01月24日
  • 2024年01月24日

ご依頼に至った経緯と目的

ご依頼者様は40代の奥さん。ご主人さんとは既に別居状態で家出の理由は奥さんのモラハラを主張しており、現在は離婚調停中。

 

ご主人さんと夫婦仲はあまり良くなかったが、ご依頼者様は別居原因が浮気だと考えており、慰謝料や婚姻費用を請求したいとのこと。

 

ただ、浮気の慰謝料を請求するのにも不貞行為を証明する証拠がないため、当事務所に調査のご依頼に来られました。

 

不貞行為と悪意の遺棄

婚約関係にある夫婦には配偶者以外の異性と自由意思で肉体関係を持ってはならない貞操義務があります。

 

また、民法には「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と規定されており、正当な理由なく一方的に家を出て生活費も渡さなければ、法的離婚事由の悪意の遺棄として慰謝料を請求することができます。

 

そのため、配偶者の同意なく勝手に家を出て浮気をしていれば、不貞行為と悪意の遺棄という二つの不法行為を行ったことになり高額な慰謝料も認められやすくなるでしょう。

 

別居先の判明

ご主人さんの別居先が不明だったので、まずは別居先の特定から行いました。

 

勤務先から尾行して住まいが判明。ご依頼者様は別居先に女性と住んでいるのではと予想されたので、まずは別居先を張り込むことにしました。

 

別居先を張り込み

ご主人は別居先で女性と住んでいる様子もなく、女性が上がり込む様子もない。

 

2週間ほど週末にかけて調査をするがなにも成果がなかったため、ご主人さんの車にGPSを設置してもらい、明らかに女性と一緒に出掛けていると思われる行動をしている際に調査を行うようにしました。

 

女性との接触

何度か調査して、やっと女性と接触したのだがラブホテルに行くわけでもなく、別居先に女性を連れ込むわけでもない。

 

また、その女性は別居先の近くに住んでいるのだが、女性宅に上がり込む様子もない。

 

GPSで監視をしていてもラブホテルに行く様子が一向にないため、引き続き女性と一緒にいると思われる行動をした際に調査を行うようにしました。

 

ご依頼者様の執念で掴んだ浮気の証拠

一か月に及ぶ調査の結果、女性との不貞の証拠を掴むことに成功。

 

女性はバツイチ子持ちで別居先の近くに住んでおり、ご主人さんはわざわざ近くに引っ越したようであった。

 

また、女性のお子さんは小学校低学年程度で、必ず決まった時間に帰っていたのはお子さんと二人暮らしをしていたためと推測された。

 

婚姻関係が破たんしていれば不貞行為にならない

注意しなければならないのが既に婚姻関係が破たんしていたとみなされてしまう場合です。

 

別居後、何年も経ってから女性と交際の事実がわかった場合、婚姻関係を破たんさせた直接の原因が浮気でないと判断されることがあります。

 

その場合、不貞行為に対しての慰謝料を請求することは難しくなりますが、悪意の遺棄に関しては離婚や慰謝料を請求することはできるでしょう。

 

調査で手に入れたもの

・別居先に女性を連れ込む写真

・女性とのツーショット写真

・女性の自宅住所

 

調査のポイント

ご主人さんは自営業で仕事なのか女性と一緒にいるのかGPSの位置情報ではわかりづらく、女性を車で迎えに行く形跡もなかったので、いつ接触しているかがわからなかった。

 

日中、お互いの自宅を行き来している可能性もあったが、やみくもに張り込んでいても成果が出なければ調査費用が嵩んでいくだけ。

 

そのため、常にGPSで監視することによって、長年の経験から女性と一緒にいるときの行動パターンを読むことができ、証拠を掴むことができました。

 

掛かった調査料金

別居している場合は対象者の行動パターンが読みづらく、浮気相手と一緒に住んでいなければ、いつ浮気相手と会っているかわかりません。

 

そのため、調査員2名体制だと費用が高くつくので調査員1名体制でなるべく費用を抑え、証拠を掴むことに成功しました。

 

 

調査料金

調査員1名×6,600円(税込み)×39時間(7日間)+経費+車両代(1台)

301,400円

 

調査員2名×6,600円(税込み)×39時間(7日間)+経費+車両代(1台)

558,800円

 

差額257,400円

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