離婚前に浮気相手を両親に紹介する常識崩壊の実態について

離婚前なのに浮気相手を両親に紹介?──横浜の探偵が見た“常識崩壊”の実態

  • 2025年10月06日
  • 2025年10月06日

「離婚していないのに浮気相手を両親に紹介──なぜそんなことができるのか?」

横浜で数多くの浮気調査に携わってきた探偵として、遭遇するこの“信じがたい光景”──まだ籍が入ったままの状態で、浮気相手を「新しいパートナー」として自分の両親に紹介し、家庭崩壊を既成事実のように進めていく…

本記事では、加害者が正当化する心理と、それを受け入れてしまう家族の心理背景、そしてそれによって深く傷つく被害者の現実を、探偵の目線から深掘りします。

■1. はじめに:家族ぐるみで進む“隠れた共犯関係”

離婚が成立していないにもかかわらず、浮気相手を両親に紹介し、事実上“新しいパートナー”として受け入れさせる──。このようなケースは、探偵が横浜で浮気調査を行う中でも決して珍しくありません。家族が加担することで、不倫が正当化されてしまう危険性があります。ここでは、その構造と心理を探偵目線で深掘りしていきます。

「離婚していないのに浮気相手を紹介する現実」

横浜で探偵として浮気調査をしていると、まだ婚姻関係が続いているにもかかわらず、浮気相手を両親に“新しいパートナー”として紹介するケースにたびたび遭遇します。依頼者からは「まさか親まで巻き込むとは思わなかった」という驚きと怒りの声が寄せられますが、現場で見ると、これは決して珍しいことではありません。

「隠れた共犯関係」が生まれる心理背景

当事者は「もう夫婦関係は終わっている」「離婚は決まっている」などと都合のいい説明で両親を納得させようとします。両親側も「子どもが幸せそうだから」と目をつぶり、事実上の“共犯”のような関係が出来上がることもあります。探偵目線で言えば、これは加害者の言い分を“正当化”するための典型的な構造です。

家族を巻き込むことで不倫を正当化する狙い

浮気相手を両親に紹介する行為は、「これは不倫ではなく新しい関係だ」という印象を周囲に植え付け、罪悪感を薄める効果があります。横浜での浮気調査でも、親族の前で堂々と浮気相手と同席している様子が証拠写真に残るケースがありました。これが慰謝料請求や裁判時には“悪質性の証拠”として大きな意味を持ちます。

探偵が見てきた“家族ぐるみ不倫”のリスク

探偵として強調したいのは、この「家族ぐるみで不倫を進める」という行動が、配偶者への裏切りだけでなく、両親・子ども・親族全体の信頼関係を破壊するリスクを抱えているということです。一度この構造が出来てしまうと、浮気調査で証拠を押さえたときの衝撃はより大きく、家庭崩壊が一気に進むことになります。

このように、離婚していないのに浮気相手を両親に紹介する行為は、単なる“不倫”にとどまらず、家族全体を巻き込む“隠れた共犯関係”を生み出します。探偵の現場で見えるこの現実は、依頼者が感じている違和感が“正しい直感”であることを裏付けているのです。

■2. “離婚前提”という曖昧な言い訳

浮気相手を両親に紹介するとき、多くの加害者が口にするのが「もうすぐ離婚するから」という常套句です。しかし実際には、法的な手続きも進んでおらず、相手にも伝えていない──そんな“言い訳のための前提”が真実を曇らせているケースが多くあります。

横浜で探偵として数々の浮気調査を重ねてきたからこそ、この理屈の危うさを見逃すわけにはいきません。

「離婚予定」とは、法的な根拠のない幻想

横浜での浮気調査で多く見られるのは、「もうすぐ離婚する」と周囲に語りながら、実際には調停すら始まっていないケースです。法律上の婚姻関係が続いている以上、不倫は明確な不貞行為。口先だけの「離婚予定」は、慰謝料請求時にもまったく通用しない“責任逃れの言葉”にすぎません。

“夫婦関係はもう終わってる”という自己都合の解釈

「もう夫婦の間に愛情はない」「形だけの関係」など、自分の感情だけで婚姻の終わりを宣言する人も少なくありません。しかし、法的な婚姻関係が続いている限り、その主張はただの独りよがりです。探偵が関わったケースでも、このような発言を盾に周囲を騙していた加害者は、最終的に立場を失う結果となりました。

家族や親を“巻き込んで安心したい心理”

離婚が成立していない段階で浮気相手を両親に紹介するのは、自分の行為を誰かに肯定してもらいたいからです。家族に「いい子じゃない」と認めてもらえば、「これは不倫じゃなくて再スタートだ」と思い込むことができる。横浜での浮気調査の現場でも、そのような“正当化の欲求”が行動の裏にあることが多々あります。

探偵から見る「未離婚」は明確な証拠ポイント

私たち探偵にとって、「まだ離婚していない」という事実は極めて重要です。なぜなら、それが法的責任を問う根拠となるからです。慰謝料請求を見据えた調査では、婚姻関係が続いたまま不貞関係にあった証拠を時系列で固めていく必要があります。口では「終わってる」と言っても、法的には全く終わっていない現実がそこにはあるのです。

このように、「離婚する予定だから」という言い訳は、あくまで本人の都合による“主観的な希望”であり、法的にも倫理的にも正当化できるものではありません。横浜で多くの浮気調査を行ってきた私たち探偵の目から見ても、この曖昧な前提をもとに行動することで、関係者全員をより深い混乱と傷つきへと導いてしまう現実が繰り返されています。

浮気は「終わっていない結婚」のうえに成り立つ、れっきとした裏切りなのです。

■3. 両親も“子ども可愛さ”で目をつぶる

たとえ不倫とわかっていても、「うちの子が幸せそうならそれでいい」という親心が、倫理的な判断を鈍らせることは少なくありません。探偵として横浜で調査に携わる中で、“親の情”が不倫の黙認に繋がる現場を数多く見てきました。

「幸せそうな姿を見たら何も言えない」

調査対象が浮気相手と楽しそうに過ごしている様子を親が目の当たりにしたとき、それまで抱いていた不安や抵抗感が和らいでしまうケースは非常に多いです。親は表面の「笑顔」や「穏やかな雰囲気」に安心してしまい、裏側にある裏切りの事実を見ようとしなくなります。

「前のパートナーに問題があったし…」

過去に夫婦間でトラブルがあった場合(DV、モラハラ、金銭問題など)、親は「新しい相手のほうがマシ」と判断してしまう傾向にあります。たとえ浮気であっても、「この子には新たな幸せが必要」と考えてしまい、倫理観よりも感情が勝ってしまうのです。

「今さら反対しても無駄だと思っている」

すでに関係が進んでしまっている場合、親の側にも「もう止められない」というあきらめが生まれます。「何を言っても聞かないから」「どうせ本人が決めることだから」と、正面から向き合うことを避け、静観する選択をしてしまうのです。

探偵が見た“黙認”の代償

探偵として浮気調査を進める中で、「親も知っていたが黙っていた」「紹介されたときに違和感を覚えたが言えなかった」といった証言はよくあります。しかし、家族が目をつぶったことで、傷つく配偶者や混乱する子どもがいたことを、後になって知るケースがほとんどです。

親が子どもを思う気持ちがあるからこそ、間違いを正せないというジレンマ。しかしその沈黙は、結果として“共犯”に近い立場となり、もう一方の家族を深く傷つけてしまいます。探偵としては、「親の沈黙が、最も身近な裏切りになる」ことの重みを常に感じています。浮気は本人だけの問題ではなく、家族ぐるみの“隠蔽”が始まったとき、その歪みはより深刻化していくのです。

■4. 情報を“都合よく”伝えている可能性

探偵として数多くの浮気調査を行ってきた中で、私たちがたびたび直面するのが「両親も騙されていた」というパターンです。両親が浮気を容認しているのではなく、そもそも正確な情報が伝えられていない──つまり、子どもの一方的な“脚色”や“都合の良い説明”によって誤認させられていることが多いのです。

「離婚秒読み」と装い、罪悪感を希薄にする

当事者は、両親に対して「もうすぐ離婚する」「別居している」「相手から離婚を切り出された」などと伝えることで、あたかも既成事実であるかのように印象操作を行います。しかし、実際には同居を続けていたり、離婚の話すら出ていなかったりするのが現実です。このような虚偽説明は、浮気に対する倫理的ハードルを親に感じさせなくさせる巧妙な手段です。

親に“味方になってほしい”という意図的な演出

「自分は被害者だ」と強調することで、親に同情させ、味方につけようとする心理も見え隠れします。たとえば、「夫が冷たい」「家に帰っても会話がない」「もう壊れてる関係」などのネガティブな情報だけを伝えることで、親に「それなら仕方ない」と思わせ、浮気相手との再出発を後押しさせようとするのです。

親も“知らないうちに共犯者”にされる危険

探偵として調査報告を渡すと、依頼者のご家族が「まさかそんな状況だったとは…」「紹介された人が浮気相手だったなんて」と驚くケースは多々あります。つまり、両親自身が真実を知らずに浮気相手と食事をしたり、孫と会わせたりしていたということもあり、知らぬ間に“共犯的構図”に組み込まれてしまうのです。

「家族が騙されていた事実」もまた大きな傷になる

被害者となった配偶者にとって、信頼していた義父母や実両親が「相手の味方をしていた」事実は、大きな心の傷となります。しかし、それが実は“騙されていた結果”だったと知ったときには、すでに人間関係が崩壊していることも少なくありません。

探偵の立場から言えば、情報の“偏り”や“隠蔽”によって、第三者である親までもが浮気の加担者にされてしまうリスクがある──という現実に、強い危機感を持っています。真実を知らずに応援してしまった両親もまた、ある意味では被害者。そしてその裏では、最も守られるべき家族が壊れているのです。

■5. 親世代の倫理観の“曖昧さ”

浮気問題に直面したとき、当事者だけでなく、その“親の対応”が結果を大きく左右するケースは少なくありません。探偵として横浜で数多くの浮気調査に関わってきた中で、高齢の親世代の「黙認姿勢」や「表沙汰回避主義」が、かえって問題を深刻化させている事例は後を絶ちません。

「昔もこういうことはあった」と過去と重ねる

昭和~平成初期の時代を生きてきた親世代は、不倫や浮気に対する感覚が現代とはやや異なります。「お父さんも昔は遊んでた」「よくあることよ」などと、自分たちの時代の倫理観で今の問題を解釈し、深刻に受け止めない傾向があります。これにより、浮気の加害行為が“特別な問題ではない”かのように扱われてしまうのです。

「家庭の恥は外に出すな」という美学

特に地方出身の親世代には、「家の中のことは家の中で解決する」「恥を外に出すな」という価値観が根強く残っています。この考え方があるため、たとえ自分の子どもが不倫をしていても、「大ごとにしなければいい」と静観してしまうことがあります。被害者側の苦しみや社会的影響よりも、「家の体裁」が優先されてしまうのです。

子どもを“守る”つもりが“逃がす”結果に

親は「子どもの幸せのため」と思って黙って見守っているつもりでも、結果的には不倫の継続を黙認し、加害者側の逃げ道を作ってしまうことになります。横浜での調査でも、浮気加害者の母親が「うちの子も辛いのよ」と言って、被害者側に謝罪や説明を促すどころか、逆に責め立てるような対応をしていたケースも見られました。

探偵として見える“親の影響力の大きさ”

家庭内の出来事とはいえ、親世代の態度や判断は想像以上に当事者の行動に影響します。調査後、「母に紹介したからもう引き返せない」と開き直る加害者もいれば、「親が黙認してくれるから大丈夫」と慢心する人もいます。つまり、親の倫理観が“緩い”ほど、不倫が野放しになりやすい土壌ができあがってしまうのです。

黙認は中立ではなく“加担”になる

最も問題なのは、「何も言わないことが中立ではなく、実質的に加担している行為になっている」という認識の欠如です。子どもを守るつもりで沈黙した結果、配偶者や孫、親族全体が傷つくことになる──その事実に気づかない親が多いのが現実です。

探偵として言えるのは、親の“曖昧な態度”が不倫を助長し、被害者の孤立を深める要因になっているということです。時代が変わっても、守るべき倫理の軸は変わりません。親としての立場からこそ、冷静で真っ当な視点を持ち続けるべきなのです。

■6. 家族行事で堂々と“同伴”する異常さ

配偶者との婚姻関係が法的に続いているにもかかわらず、浮気相手を親族の集まりに“同伴”させる行為──それは、もはや密かに関係を持つという段階を超え、「家族公認」と言っても過言ではない危険な領域に入っています。探偵として横浜で浮気調査を行う中でも、こうしたケースは非常に悪質性が高く、深刻な家族崩壊の引き金となる場面を多く目撃してきました。

親戚の集まりに浮気相手を“配偶者扱い”で同席させる

法事や正月の帰省、子どもの行事、親族旅行などに、配偶者ではなく浮気相手が参加しているというケースは、調査で驚くほど多く確認されます。しかも、それが「新しいパートナーです」と紹介されることで、周囲は事実上の“再婚状態”だと錯覚させられるのです。

この時点で、婚姻関係が継続していることなど忘れ去られており、現配偶者は「存在ごと消される」ような感覚を味わうことになります。

“同席の記録”は慰謝料請求における重要証拠

探偵の立場として注視すべきなのは、こうした「家族イベントへの同伴」が、不貞の悪質性を立証する重要な証拠になりうる点です。たとえば、年賀状の集合写真に浮気相手が写っていたり、SNSに「親戚旅行」として投稿されていたりする事例もあります。

こうした記録は、浮気相手が家庭の中に不当に入り込んでいたこと、そして配偶者を社会的にも排除していた証として、慰謝料請求の交渉や裁判でも強く効いてくるのです。

「バレなければいい」では済まされない“社会的排除”

家族行事に配偶者が呼ばれず、浮気相手だけが出席するという構図は、精神的にも法的にも深刻な「排除行為」です。本来、家族としてそこにいるべき人物が意図的に除外され、その代わりに不貞の当事者が「正妻のポジション」を奪っている。

これは、単なる浮気の枠を超えた“乗っ取り”とも言える状態であり、配偶者の受ける精神的苦痛も非常に大きなものになります。

“公然性”のある不貞は、慰謝料額にも影響する

法律上、不貞行為は「秘密裏に行われていたかどうか」ではなく、継続性・悪質性・社会的影響なども含めて判断されます。このように、家族行事という“公の場”に堂々と浮気相手を連れ出し、写真や出席記録が残るような行為は、不倫関係の「悪質性」を示す代表的な証拠とされ、慰謝料請求でも高額判断に結びつきやすくなります。

探偵が集める“家族の中の異物”の記録

私たち探偵は、こうした家族行事への浮気相手の同席について、写真・動画・スケジュールの記録などから事実確認を行います。依頼者の中には「なぜあの写真に私ではなく、あの女が写っているのか」と涙を流す方もいます。まさに“家族写真の中に裏切りの証拠が写っている”──そんな象徴的な場面を数多く見てきました。

このように、浮気相手を家族イベントに“同伴”させる行為は、単なる不倫を超えて「社会的・心理的な配偶者排除」へと発展していきます。そしてその事実は、証拠としても、被害者の心を打つ現実としても、非常に重い意味を持つのです。

見過ごしてはいけないこの異常な状態を、証拠として可視化すること──それが探偵の仕事です。

■7. 子どもへの影響を軽視する危険

夫婦関係が法的にも実質的にも継続しているにも関わらず、浮気相手を「新しいパパ(ママ)」として子どもに紹介する──これは一見家族の再構築のように見えて、実は極めて深刻な“心の分断”を子どもに与える行為です。私たち探偵が浮気調査を行う現場では、こうした誤った判断が子どもの人格形成にまで悪影響を与えているケースを数多く見てきました。

子どもに“二重の現実”を強いる残酷さ

子どもにとって、父親と母親は唯一無二の存在です。ところが、そのどちらかが浮気相手と暮らし始め、「こちらが新しい家族」と紹介されると、子どもは混乱の渦に投げ込まれます。自宅ではまだパパとママが夫婦として存在しているのに、別の場所では新しいママが登場する──この“二重生活”は、子どもの安心や信頼を根底から揺さぶるのです。

“理解できない現実”が情緒不安定を引き起こす

実際の調査では、子どもが情緒不安定になり、学校での集中力が落ちたり、突然泣き出す、暴言を吐くといった変化が表れるケースが見られます。中には、「あの人はママじゃないのにママって呼べと言われた」「本当のママに会わせてもらえない」といった証言を、涙ながらに話す子もいます。

このように、子どもが置かれる環境は非常にストレスフルで、無意識に自己否定や不信感を育んでしまうのです。

子どもが“証人”になってしまう現実

探偵として特に重く受け止めているのは、子どもが浮気の「証人」となってしまうケースです。「パパと知らないおばさんがベッドで寝てた」「ママが“新しいパパ”とキスしてた」──こうした発言が、浮気発覚の決定打になることは少なくありません。

これは子どもにとって強烈な記憶となり、成長後にも影を落とす心の傷となる恐れがあります。

“家族ごっこ”の裏にある無責任な思考

浮気した側は、「子どもも慣れれば受け入れる」「仲良くできてるから問題ない」といった楽観的な言葉を口にすることがあります。しかしそれは、自分にとって都合の良い反応だけを見ているにすぎません。子どもは空気を読み、大人に合わせて“いい子”を演じるものです。

本心では混乱し、誰にも話せず苦しんでいる可能性があることを、軽視してはいけません。

探偵としての提言:子どもの心を守る責任を忘れてはならない

浮気は、大人同士の問題では終わりません。特に子どもが関わっている家庭では、その影響力は計り知れず、将来の人間関係や恋愛観にも影を落とします。私たち横浜の探偵が伝えたいのは、「浮気の代償は自分一人の問題ではない」ということ。子どもに無責任な家族像を押し付けた先に、どんな結果が待っているのか──想像することをやめてはいけません。

このように、離婚も成立していない状態で浮気相手を“家族”として扱う行為は、子どもの心を深く傷つけ、結果的に浮気した側自身の人生にも大きなツケとなって返ってきます。浮気は「家庭内の裏切り」であると同時に、「子どもの未来を壊す危険な選択」であることを忘れてはならないのです。

■8. 家族ぐるみの隠蔽行動

不倫は、本人の問題にとどまらず、親や家族までもが“裏切りの構造”に加担してしまうケースがあります。探偵として横浜で多数の浮気調査を行ってきた中で、最もやるせない瞬間の一つが、親が意図的に不倫をかばい、アリバイ作りや事実隠蔽に加担していたと判明したときです。

これは「親が共犯になる」という極めて危うい状況であり、調査を困難にさせるばかりか、家族の信頼関係そのものを破壊します。

「うちに泊まっていた」と嘘の証言

「今日は実家に泊まりに来ていたから間違いない」と両親が主張することで、不倫相手との外泊や旅行を隠蔽するケースがあります。こうした証言は、浮気調査の際にも記録との整合性を曖昧にし、証拠収集の妨げとなります。

虚偽の供述は法的にも問題がありますが、親が「子どもの幸せのため」と信じて協力しているケースも少なくありません。

子どもの預かり行動が“浮気時間”の創出に

親が孫(子ども)を頻繁に預かることで、浮気の自由時間が作られ、関係が深まるという悪循環が生まれます。探偵の現場では、「毎週末、親に子どもを預けていた時間が、実は浮気相手との逢瀬だった」という事実が発覚することもあります。

善意のつもりでの子守りが、知らぬ間に不倫の手助けになっている構図です。

“家族ぐるみの嘘”が依頼者を深く傷つける

被害者である配偶者にとって、最も苦しいのは「義理の両親まで嘘をついていた」と知った瞬間です。夫(妻)に裏切られただけでなく、信頼していた親族までもが“共犯”だったという現実は、怒りや絶望だけでなく、人間不信をも引き起こします。

裏切りが“夫婦間の問題”ではなく、“家族全体の構造的な隠蔽”に変化する瞬間なのです。

調査の難易度が大きく上がる実情

こうした家族ぐるみの協力があると、探偵としての調査はより慎重かつ綿密なものになります。虚偽証言の矛盾点を突いたり、GPS記録や写真証拠と照合したりする必要があるため、調査日数やコストにも影響が出ます。

それでも事実を明らかにするためには、細心の注意を払いながら、あらゆる手段を講じて真実に迫る必要があります。

探偵からの警鐘:親の“善意”が家庭崩壊を早める

「かわいい我が子を守りたい」「離婚して幸せになるなら応援したい」──そんな親心が、結果的に他人を深く傷つけ、家庭を破壊する要因になるのです。浮気の“逃げ道”を家族が作ってしまえば、当事者は自分の行動を省みることなく、不倫を正当化し続けてしまいます。探偵としては、家族が“盲目的な応援団”になることの危険性を、もっと社会的に認識してほしいと感じています。

このように、浮気という個人の問題が“家族の共犯関係”に発展することで、真実は複雑に覆い隠され、傷つく人が倍増します。事実を正しく知ることは、被害者の尊厳を守り、次の一歩を踏み出すための第一歩です。どんなに巧妙に隠されても、探偵の目はその裏側を見逃しません。

■9. 慰謝料・裁判で“家族ぐるみ”が仇になる

不倫が単なる「男女の問題」にとどまらず、「家族ぐるみの関与」に発展している場合、裁判や慰謝料請求の場面でその“悪質性”がより明確に問われることになります。探偵として横浜で数多くの浮気調査を行ってきましたが、両親が不貞行為の隠蔽や後押しをしていた記録が残っていると、裁判所の心証に大きな影響を与えることは間違いありません。

家族の協力は“悪質性の証明材料”になる

浮気に親が関与していた、というだけで、裁判所は「本人が反省していない」「継続的かつ組織的な不貞行為」と判断する傾向があります。特に次のような行動が証明された場合、慰謝料の増額要因になることが多いです。

・両親がアリバイ工作に加担していた
・家族旅行や行事に浮気相手を招いていた
・本来の配偶者を家庭行事から排除していた

こうした行為は、不倫の“隠蔽”だけでなく、“公然化”でもあり、精神的苦痛を深めるものとして評価されます。

探偵が重視するのは“不貞の構造”

証拠といえば「浮気現場の写真」だけを想像する方も多いですが、実際の裁判では「構造的な関係性の証明」がカギになります。つまり、「誰が、いつ、どこで、どのように関与したのか」という詳細な記録です。たとえば:

・家族写真に浮気相手が同席している
・実家の出入り履歴
・イベントや旅行中のスケジュール表
・両親とのLINEやメールでのやり取り

これらを総合的に提示することで、裁判において「悪質性」「継続性」「計画性」が認定されやすくなり、請求側が有利になります。

“家庭ぐるみ”の証拠が心理的にも効く

法廷では、証拠の“重み”だけでなく、被害者の受けた心理的ダメージも加味されます。「家族全体に裏切られていた」という事実が明るみに出れば、被害者の精神的損害はより深刻に認識されます。これにより、単なる浮気とは異なる“裏切りの構造”として、慰謝料の額が増加する可能性が出てくるのです。

親の供述も“証人喚問”の対象になることも

場合によっては、家族が証人として呼ばれたり、LINEのログ提出を求められることもあります。そこで虚偽証言があれば信用性が失われ、かえって不利に働くことも。探偵としては、こうしたリスクを踏まえ、事前に証拠を徹底的に整理・記録しておく重要性を、依頼者に常に伝えています。

探偵からの警告:「親子の愛情」が法的責任に変わる瞬間

「子どもの幸せのために手を貸したつもりだった」──そんな親心が、裁判では“共犯的加担”と見なされることもあります。家庭内での価値観と、法律の世界での判断基準はまったく別物。探偵の立場から見ても、“家族の協力”は時として「善意」が「不法行為」へと変わる非常に危うい境界にあると感じます。

このように、家族ぐるみの不倫・隠蔽は、慰謝料請求や離婚訴訟において「加害側の悪質性」を強く印象づける結果となります。被害者の尊厳と正当な権利を守るためにも、浮気調査では“表面上の行動”だけでなく、“背景にある家族関係”まで視野に入れた証拠収集が必要です。

探偵はその全体像を冷静に掘り起こし、真実を可視化する存在であり続けます。

■10. 探偵からの提言:感情のままに“家族を巻き込むな”

感情に支配されて「この人しかいない」「一緒に未来を築きたい」と浮気相手との関係にのめり込む──そんな過程で最も深刻な過ちのひとつが、“家族を巻き込む”という行為です。まだ離婚が成立していない段階で浮気相手を両親に紹介し、「この人が新しいパートナー」だと納得させようとする姿勢には、倫理の境界線を踏み越えた危険性があります。

親も“味方”にした気になっているだけ

浮気をする側は、「親が受け入れてくれた=正当性がある」と勘違いしがちです。しかし私たち探偵の視点では、それは単なる“感情的同調”であり、社会的にも法律的にも何の免罪符にもなりません。

むしろ、両親を巻き込んだことで「家族全体が共犯化した」と見なされ、裁判や慰謝料請求の場面で不利になることすらあります。

“親に認められた関係”という錯覚が危険

「家族公認だからもう大丈夫」と油断した不倫カップルは、さらに大胆な行動に出がちです。子どもに紹介したり、家族旅行に同伴したりと、事実婚のような振る舞いがエスカレートしていきます。しかし、調査によってこうした事実が明るみに出たとき、依頼者(配偶者)の受ける衝撃は計り知れません。

「子どもや親まで利用されていた」という二重の裏切りが、心を深く傷つけるのです。

“感情の暴走”が一族を分裂させる

横浜で実際にあった調査では、夫が不倫相手を家族に紹介し、両親まで応援モードに入ってしまった結果、

・配偶者との離婚調停が泥沼化
・子どもが父方の祖父母と絶縁
・親戚間で「どちらの味方か」で対立

といった深刻な事態に発展しました。浮気はたしかに個人的な問題ですが、「家族に紹介する」という行為によって、それは“個人の感情”では済まされない領域に突入します。

探偵として伝えたい「恥の感覚」

不倫関係にある当事者の中には、「自分に正直に生きたい」「本当の幸せを選びたい」といった価値観を理由に、既存の家庭関係を脇に置いて行動するケースが見られます。しかし、浮気相手を家族に紹介し、両親を巻き込んだ時点で、その問題は個人間のものではなくなります。

このように、感情のままに行動し、家族を味方につけたつもりでも、結果として一族の信用・信頼・つながりを失う例は後を絶ちません。
不倫という“私的な関係”を、家族という“公的なつながり”に持ち込んだ瞬間、それはもう一個人の問題ではなくなるのです。

■まとめ:家族を巻き込むことで“不倫の代償”は何倍にもなる

浮気相手を離婚前に両親へ紹介し、家族ぐるみで関係を“正当化”しようとする行為──
それは、自分の感情を優先するあまり、親や子ども、親戚までも巻き込む極めて危険な選択です。

横浜での浮気調査では、こうした「家族を巻き込む不倫」の事例が少なくありません。そしてその多くが、

・慰謝料請求での悪質性の加算
・子どもの混乱と傷
・親族関係の断絶

という 深刻な二次被害 を生んでいます。

「離婚する予定だから」「親が認めてくれたから」──
そんな都合のいい言い訳は、法的にも倫理的にも通用しません。
たとえ両親が味方をしてくれていたとしても、裁判や調停ではそれが不利な証拠として扱われることもあります。

探偵として現場を見てきた立場から言えるのは、「家族を巻き込むほど、関係の修復も人生の立て直しも難しくなる」という事実です。

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