横浜市内で浮気調査に強い探偵事務所をお探しの方へ。
以前に比べ、マッチングアプリ・SNS・オンラインゲームなどのインターネットの普及により、出会い方も様々になってきました。
しかし、異性との出会いの場が増えれば、それに比例して浮気や夫婦間のトラブルも増えるものです。
配偶者の浮気を知った時、優位に離婚したい、浮気相手に慰謝料を請求したい、不倫関係を解消させたいなど人によって目的は違うかと思います。
浮気相手に慰謝料を請求したいとお考えの方は参考にしてみてください。
浮気の慰謝料を請求するには
民法709条、710条において不法行為をしたものは被害者の受けた損害を賠償する責があると定められており、不法行為をしたものは損害賠償義務を負い、被害を受けたものは慰謝料を請求する権利があります。
民法上で不貞行為は、婚姻という契約において課された貞操義務に反した不法行為にあたり、損害賠償義務を負うことになります。
ただし、相手側が不貞行為があったことを否定した場合は不法行為があったことを証明しなければならず、配偶者と浮気相手に肉体関係があったと証明する証拠が必要となります。
使える証拠と使えない証拠
せっかく証拠を掴んだとしても、それが法的に何の効力も持たなかったら意味がなくなってしまいます。
証拠を有効活用するためにも、この項目はぜひ読んでみてください。意外と知らないことがあるかもしれません。
裁判で使える浮気の証拠
法的に効力をもつ証拠とは、不貞行為をしていたという証拠です。つまり肉体関係があったかどうかになります。
しかし、この肉体関係は1度だけでは不貞行為と見なされない場合があるので、次のような確実な証拠が必要となります。
ラブホテルなどを利用している映像
一般的に男女が2人きりで同じ部屋に一泊したという事実があれば性行為があったと推認され、ホテルに出入りしている写真・動画は不貞行為の証拠として認められる可能性があります。
ただし、1回程度の浮気の証拠では一時の気の迷いであったと、言い逃れをされてしまって法的に不貞行為と見なされないことがあります。
確実に不貞行為があったことを認めてもらうには複数回のラブホテルを利用した証拠があったほうがいいでしょう。
浮気相手の自宅へ出入りしている映像
ラブホテルは立ち寄った目的が明確ですが、マンションやアパートだと性行為をしたと立証しずらいので、親密な関係性を証明することが必要になってきます。
なので、浮気相手のマンションやアパートに定期的に訪れて、ある程度の時間滞在したことや宿泊した証拠が必要となります。
裁判で使えない浮気の証拠
先ほど説明したものが証拠として有効ですが、逆に肉体関係を証明できないものは裁判では証拠として認められません。
浮気相手とSNSやメールでのやり取り
相手との待ち合わせの約束や「愛している」などのやり取りは、写真などを撮って記録に残しておけば言い逃れができない材料の一つになります。
しかし、それだけでは肉体関係を証明できるものではありませんので、不貞行為があったとは認められません。
浮気相手とのツーショット写真
たとえキスや腕を組んでいる写真でも不貞行為とはみなされにくいです。
ラブホテなどの宿泊施設の領収書
ラブホテルに一人で泊まったと言われてしまえば、それがまかり通ってしまい法的に認められる証拠というのは限られています。
浮気しているのは確実なのに自分で証拠を撮ろうとして失敗すると相手に警戒心を与えてしまい、証拠を掴めなくなる可能性があるので注意が必要です。
浮気の証拠の収集方法
探偵会社に依頼する
専門業者に任せる。ようは探偵事務所に依頼するということです。
一般の方はどういったものが証拠になるのか、また、裁判資料の作成方法などわからないこともあるかと思います。
ただし、探偵事務所だからと言って確実に証拠を揃えてきてくれるわけではありません。
なかには、何でも屋や詐欺会社のように高額料金を請求するだけで、ほとんどなにもしてくれないようなところもありますので、探偵に依頼する場合は慎重に選ぶことをお勧めします。
自分で証拠を集める
自分で証拠収集する場合、無理は禁物です。相手に証拠を集めていることがバレてしまうと、尻尾をださなくなる恐れがあります。
そのため、気づかれないように注意を払って次のことをしてみるのもいいでしょう。
・帰宅時間や外出時間の記録をつける
・クレジットカードの明細を確認をする
・メール、SNS、通話履歴の確認をする
・インターネットの検索履歴を確認する
・ホテルなどの予約状況を確認する
・カーナビの検索履歴を確認する
・スマホなどのGPS情報を確認する
・交通系ICカードの利用履歴を確認する
・ドライブレコーダーの録画を確認する
・ICレコーダーで録音する
これらを確認することによって相手の行動パターンがわかり、普段どこで浮気相手と会っているのか、1週間にどれくらい会っていて相手がどの辺に住んでいるのかなど、推測することができます。
そのため、情報が絞られてきたら、ご自身か友人にお願いして証拠を集めることができるかもしれません。
また、ある程度の証拠を集めておけば、もし探偵事務所に依頼したとしても低料金で済むことでしょう。
ただし、相手に一度でも気づかれてしまえば浮気の隠し方が巧妙になり、警戒心を持つと探偵事務祖に依頼しても証拠を抑えるのが困難になって逆に高額な料金がかかってしまうかもしれません。
ご自身で証拠を集めるのは細心の注意を払う必要があります。
証拠の有効的な活用方法
離婚したい場合
離婚したいと思っている方は、証拠を慰謝料請求する際に活用しましょう。
慰謝料を請求するには法律的に認められなくてはならないので、不貞行為があったことを証明しなければいけません。
法的に有効な証拠が揃ったら次は慰謝料の交渉ですが、交渉の基本は次の3つです。
・離婚、慰謝料を請求することを告知する
・具体的な浮気の証拠は伝えない
・相手からの条件提示を待つ
証拠があってもすぐに相手に伝えてしまうのはやめたほうがいいでしょう。
相手にとって知りたいのはどのような証拠をどの程度掴まれているかということなので、切り札を見せないことによって相手から思わぬ自白を得られることもあります。
慰謝料の相場としてはだいたい100万~300万位ですが浮気の頻度や期間などで金額が決まります。
知らない浮気の事実を自白させることで慰謝料が増額する場合もありますので、証拠は切り札としてとっておきましょう。
切り札を提示するときは、相手が浮気の事実を認めないときや、調停・裁判に至ったときです。
また、複数の証拠をもっているのであれば小出しにすることをお勧めします。小出しにすることでより優位に立って慰謝料の交渉をすることができるからです。
交渉が苦手な方は弁護士にお願いするのも手かと思います。どのように交渉を進めれば慰謝料の増額が見込められるか熟知していますのでせっかくの証拠も台無しにすることもなくなります。
離婚したくない場合
浮気の証拠は離婚を避けたいと思っている人には絶大な効果を発揮します。
離婚の原因を作った側(有責配偶者)からの離婚請求は原則認められません。
証拠がないと性格の不一致やモラハラを理由に離婚を迫られ、浮気相手にパートナーを奪われてしまう可能性があります。
そうならないためにもお守りとしてしっかりと証拠を確保しておくことをお勧めします。
まとめ
離婚をするにしても、しなくても証拠は抑えておくことは大事です。事実を知ることによって精神的にも楽になることもあり、最悪な事態を回避する手段ともなり得ます。
なにより自分と大切な子供を守る手段にもなりますので、配偶者の浮気で悩んでいる方は勇気を持って相談することをお勧めします。