なぜ「誠実な人」と「浮気する人」を見抜けないのか? ― 恋愛初期に潜むサイン
- 2025年04月27日
- 2025年04月28日

「こんな人が浮気をするなんて思わなかった」
浮気をされたとき、誰もがそう感じるものです。最初はとても優しく、誠実そうに見えたあの人。
それなのに、なぜ裏切られる結果になってしまったのか――。
今回は、恋愛初期では見抜きにくい「浮気しやすい人」の特徴と、見分けるヒントについて探っていきます。
【1】誠実そうに見える理由
浮気する人も、最初から不誠実な態度を取るわけではありません。
むしろ恋愛初期は、誰よりも熱心に好意を示し、相手に安心感を与えることが多いのです。
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積極的に愛情表現をする
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将来の話を早い段階でする
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「君だけだよ」と強くアピールする
こうした行動は一見誠実に見えますが、恋愛のドキドキ感に依存しているだけの場合もあり、本当の意味で誠実とは限りません。
【2】見抜けない理由
恋愛初期は、相手に好かれたいという思いが強く働きます。
そのため、相手の「本質」よりも「表面」を見てしまいがちです。
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自分に優しい=誠実、だと思い込む
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好きという感情にフィルターがかかり、相手の欠点を見逃してしまう
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「こんなに愛されている」という実感が、警戒心を鈍らせる
さらに、「人を信じることは良いこと」という思い込みが、冷静な判断を妨げることもあります。
【3】浮気しやすい人に潜むサイン
実は、恋愛初期にうっすらと見えるサインも存在します。
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付き合うスピードが異様に早い
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付き合い始めても他人への目線が妙に多い
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自分の寂しさを紛らわせるために恋愛をしている雰囲気がある
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話を深く掘り下げず、その場の盛り上がりだけで会話する
これらは、長期的な信頼関係を築く力よりも、一時的な刺激や快楽を重視しているサインかもしれません。
【4】浮気する男性に多い特徴
浮気しやすい男性には、次のようなより細かな特徴が見られることがあります。
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自己中心的な傾向がある
→ 自分の都合や感情を優先し、相手の立場や気持ちを後回しにしがち。困ったときにも「自分を正当化」しようとする態度が見えたら要注意です。 -
承認欲求が異常に強い
→ SNSに頻繁に投稿し「いいね」やコメントを過剰に気にする。異性からの評価に執着する傾向がある場合、外からの承認なしでは自己価値を保てない可能性があります。 -
刺激やスリルを求める性格
→ 「飽きっぽい」「退屈を嫌う」「新しいもの好き」といった性格が見える人は、長期的な安定よりも刺激を求め、浮気に走るリスクが高まります。 -
感情コントロールが苦手
→ 怒りや不安を言葉でうまく処理できず、感情に任せて衝動的な行動を取りがちです。感情的な人ほど、寂しさや一時の欲求を抑えられないことがあります。 -
過去の恋愛パターンが一貫していない
→ 元カノとの交際歴を聞いたとき、「二股だった」「自然消滅が多かった」など、不誠実な別れ方をしている場合は注意が必要です。 -
責任を回避する傾向がある
→ 自分に問題があっても、環境や相手のせいにして責任を取ろうとしない人は、浮気をしても「しょうがなかった」と自己弁護しがちです。
【5】どうすれば浮気しやすい男性を見抜けるのか?
浮気リスクを早めに察知するには、恋愛初期の「違和感」と「行動パターン」を見逃さないことが大切です。
- 言葉より「行動」を重視する
→ 甘い言葉や盛り上がる会話に惑わされず、
・約束を守るか
・困難な場面でどう行動するか
・他人への態度(店員さんへの態度など)
をじっくり観察しましょう。
- 関係を急ぎすぎる人には警戒する
→ 「早く付き合いたい」「すぐに一緒に住もう」といったスピード感に違和感がある場合、相手の真意を慎重に見極めるべきです。急ぎたがるのは「表面的な関係」で満足するタイプかもしれません。
- 小さなウソを見逃さない
→ たとえば、過去の話や普段の言動に「ん?」と違和感を覚えたら、その直感を軽視しないこと。浮気する人は、小さなウソを繰り返す傾向があります。
- 他人との境界線を見極める
→ 異性との距離感がやたらと近い、元カノと連絡を取り続けているなど、「一線を引くべき場面であいまいな態度」を取る人には注意しましょう。
【6】浮気しやすい男性の言動パターン集
浮気をする男性には、行動にも特徴的なパターンが現れます。恋愛初期から注意深く観察することで、兆候をキャッチできるかもしれません。
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スマホを異様に気にする
→ 常にスマホを肌身離さず持ち歩き、画面を見せないように隠す動作が目立つ。 -
予定をやたら曖昧にする
→ デートの約束をはぐらかしたり、「その日にならないとわからない」と予定を明確にしない。 -
やたらと仕事や友達を言い訳にする
→ 会えない理由をいつも「仕事が忙しい」「友達と予定があって」と言い続ける。 -
SNSに恋人の存在を出さない
→ 恋人がいることを隠し、独身のように振る舞っている。 -
言動に一貫性がない
→ 話す内容に矛盾があったり、言ったことをすぐに忘れる。 -
感情表現が極端
→ 急に過剰に愛情を示したかと思えば、次の日にはそっけなくなるなど、感情の起伏が激しい。
これらの行動が複数見られる場合、慎重に相手を見極めるべきです。
【7】浮気する男性が言いがちなセリフ集
浮気をする男性には、言葉のパターンにも一定の傾向があります。以下のような発言が頻繁に出る場合は、注意が必要です。
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「君だけが特別だよ」
→ 特別感を強調し、相手を安心させるテクニック。実は誰にでも言っている可能性も。 -
「携帯?見られるのは嫌いなんだよね」
→ プライバシーを盾にして、やましい部分を隠そうとする。 -
「俺、束縛されるの苦手なんだ」
→ 自由を強調して、異性との接点を保ち続けるための言い訳。 -
「元カノとは友達だから今も連絡取ってるだけ」
→ 元カノとの未練や関係が続いている場合に使われる典型的な言い回し。 -
「仕事が忙しいから連絡できなかった」
→ 浮気のカモフラージュによく使われる理由。忙しくても本当に誠実な人なら一言連絡するものです。 -
「そんなに疑うなんて、俺のこと信じてないんだね」
→ 疑う側を悪者にして、追及を避けようとする防衛的な発言。 -
「バレなきゃいいでしょ(笑)」
→ 冗談っぽくでもこの言葉が出たら、浮気を軽く考えている可能性が高い。
【8】恋愛初期に見抜く!浮気しやすい人チェックリスト
以下に当てはまる数が多いほど、浮気リスクが高い可能性あり!
□ 出会ってすぐに強い愛情表現をしてくる
□ 将来の話を異様に早い段階でしてくる
□ 他の異性にもフレンドリーすぎる態度を取る
□ 過去の恋愛話が「飽きた」「刺激が欲しかった」といった理由で終わっている
□ 深い話よりも、その場のノリや楽しさを優先しがち
□ 1人で過ごすのが苦手な様子がある
□ 小さなウソが目につく
□ 「バレなければいい」といった軽い価値観を持っている発言がある
※ひとつだけで即アウト、というわけではありませんが、複数当てはまる場合は慎重に関係を見極めましょう。
【9】浮気する人を引き寄せやすい自分の傾向チェック
実は、無意識のうちに「浮気しやすい人」を引き寄せてしまう傾向が、自分自身に潜んでいる場合もあります。
ここでは、自分を振り返るためのチェックリストを用意しました。
【10】あなたに当てはまる項目はありますか?
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自己肯定感が低い
→ 「こんな私を好きになってくれるなら…」と、相手を過大評価しがち。 -
相手を最優先にしすぎる
→ 自分の気持ちよりも、相手の機嫌や都合を優先してしまう。 -
孤独を極端に怖がる
→ 一人でいることに強い不安を感じ、相手に依存しやすい。 -
「愛される=試練を乗り越えること」と思い込んでいる
→ 問題の多い相手ほど「私が支えなきゃ」と思い込んでしまう。 -
恋愛での境界線があいまい
→ 自分の限界をはっきり伝えられず、相手の言いなりになりやすい。 -
過去に似たような恋愛パターンを繰り返している
→ 「また裏切られた」「また一方的に尽くしてしまった」など、過去の経験が似ている。
【ポイント】
これらに複数当てはまる場合、
無意識のうちに「浮気しやすい人」「不誠実な人」を引き寄せやすくなっているかもしれません。
大切なのは、「私が悪い」ということではなく、
**「自分自身の価値を正しく認識し、境界線を守ること」**です。
恋愛は、相手選びと同じくらい「自分を大切にする意識」が結果に影響します。
まずは自分の心のパターンに気づき、無理な我慢や過剰な依存を手放していくことが、幸せな恋愛への第一歩になります。
【まとめ】
浮気をする人は、最初から「怪しい」わけではありません。
むしろ誠実そうに振る舞うことで、相手の警戒心を解くのが上手な場合もあります。
だからこそ、恋愛初期こそ冷静さを持ち、言葉や感情だけに流されず、相手の行動や態度をじっくり観察することが大切です。
自分の直感を大切にし、焦らず、自分を守る恋愛をしていきましょう。