都合のいい相手にされた婚外恋愛女性の末路について

“本気の恋”だと思ってた──都合のいい女にされた不倫相手の勘違い

  • 2025年07月15日
  • 2025年07月15日

「奥さんとは冷めてるって言ってたのに」
「君だけが本気の相手だよと、あの人は言ったのに」

──でも現実は、不倫関係は破綻し、彼は家庭に戻った。
私は捨てられた。あっけなく。

不倫相手として「特別な存在」だと信じ込んでいたあの頃の私に、
今ならはっきりと伝えられる。
それは幻想だった。都合よく利用されていただけだったと。

このブログでは、かつて不倫相手だった女性が「自分だけが特別」と信じてしまう10の勘違いとその心理を明らかにしていきます。

■ 1. 「奥さんとはもう冷めてる」という常套句

「妻とはもう終わってる」
「気持ちはまったくない」
「家庭内別居状態なんだよ」

──こうした言葉は、不倫を始める男たちが口にする“決まり文句”です。

一見、現在の婚姻関係が事実上破綻していることを示すように聞こえますが、実際には不倫関係を正当化するための典型的な“方便”として使われるケースがほとんどです。

この言葉には、さまざまな心理や意図が込められています。

● 相手に罪悪感を抱かせないための“予防線”

「奥さんとはもう冷めてる」という言葉は、不倫相手が罪悪感を持たないようにするための“心理的クッション”として機能します。

既婚者であるという事実に対し、「でも夫婦関係は破綻しているなら仕方ない」と思わせることで、
相手のブレーキを外し、関係へのハードルを下げるのです。

これは不倫関係における“自己正当化”と“共犯意識の緩和”という二重の目的を果たしています。

● 「冷めている」と「終わっている」は別問題

注視すべきは、「冷めている」という感情的表現と、「離婚した」「別居中」といった事実は別であるという点です。

多くの場合、実際には、

  • 夫婦として日常生活は継続されている

  • 離婚の手続きも具体的に進んでいない

  • 子どもと家庭を守る姿勢を持ち続けている

といった現実があります。

つまり、「冷めている」と言いながらも、関係を“終わらせる覚悟”までは持っていないのです。

● 真実ではなく“演出された現実”

この常套句には、事実よりも「どう見せたいか」という意図的な演出が含まれます。

男性側の心理には、

  • 不倫関係への罪悪感を減らしたい

  • 相手の同情や共感を引きたい

  • 自分の弱さや不幸を“武器”にしたい

といった動機が潜んでおり、「冷めている」と語ること自体が、恋愛感情を引き出すための手段になっているケースもあります。

● 結果的に、“都合のいい関係”が続くだけ

この言葉を信じてしまうと、不倫相手は「もうすぐ離婚するはず」と期待し続け、
結果的に何年も待ち続けます。

しかし実際には、

  • 関係を清算する具体的な動きがない

  • 「タイミングを見ている」と言い続ける

  • 家庭内の出来事を理由に先延ばしにする

といったパターンが繰り返され、不倫相手だけが待ち続ける結果となります。

● 「冷めてる」と言われたときに問うべきこと

もし既婚者から「冷めてる」と言われたら、感情ではなく事実を見る視点が必要です。

  • 離婚は進んでいるのか?

  • 別居などの具体的な行動をしているのか?

  • 周囲(家族・職場)に関係を明かしているのか?

これらに明確な動きがなければ、「冷めてる」は単なる口実であり、責任を回避する言い訳に過ぎません。

■ 2. 「君だけが特別」は誰にでも使ってる

不倫関係において、既婚者が繰り返し使う常套句のひとつに「君だけが特別だ」というフレーズがあります。
これは一見すると、深い愛情の証のように感じられますが、実際には相手の気持ちをコントロールし、関係を都合よく維持するための手段であるケースが少なくありません。

この言葉を使う側・受け取る側、双方の心理を客観的に見ていくと、その背景にある構造が浮かび上がってきます。

● なぜ「特別扱い」の言葉は効くのか?

「君だけ」「初めて」「他の人とは違う」──
こうした言葉は、受け手の承認欲求を強く刺激します。
人は誰しも「選ばれた存在」でありたいという欲望を持っており、
不倫のような“不安定で許されない関係”の中では、なおさらその欲求が高まる傾向があります。

このとき、「君だけが特別」という言葉は、関係の罪悪感を上書きする“意味付け”の役割を果たします。

● 実際には“誰にでも言える”言葉である理由

こうしたセリフは、心理的には「限定感(スカーシティ効果)」を与えるものですが、
実際には感情の本気度や行動の責任とは直結しません。

むしろ、多くの既婚男性はこの言葉を、

  • 相手の不安をなだめるため

  • 関係継続への忠誠を引き出すため

  • 自分が加害者と見なされることを避けるため

といった目的で、意図的に繰り返す傾向があります。
つまり、「誰にでも使える」「効果が高い」言葉だからこそ、使われているのです。

● “言葉”ではなく“行動”が本当の証明

もし本当に「君だけが特別」であるならば、その証明は言葉ではなく行動に現れるはずです。

  • 離婚に向けた具体的な動き

  • 家庭との明確な線引き

  • 不倫相手との関係を公にする覚悟

こうした行動が一切見られないにもかかわらず、口先だけで「特別だ」と語るのであれば、
それは相手をつなぎとめるための口実と判断する方が自然です。

● 依存と錯覚を強める「特別」という罠

この種の言葉を信じ続けることは、不倫関係から抜け出せなくなる要因にもなります。
「私はほかの人とは違う」「彼にとって私は特別」という思い込みは、
関係のリスクや現実から目をそらさせ、不倫相手への心理的依存を深めてしまうのです。

結果的に、時間も感情も浪費し、相手の配偶者を傷つける加害者になるのです。

■ 3. 家庭の愚痴を“信じてしまった”代償

不倫の始まりにおいて、多くの既婚者は自分の家庭内の不満やトラブルを語り、「こんなに我慢してる」「理解されていない」「家庭はもう壊れてる」と、被害者のように振る舞います。
その話に耳を傾けた不倫相手は、次第に「この人は不幸なんだ」「私が支えなきゃ」と共感や同情の気持ちを強めていきます。

しかし、その“愚痴”の多くは、自分に責任がないように見せかけるための片側のストーリーにすぎないのです。

● 愚痴=事実とは限らない

人は誰でも、自分に都合の良いように話をします。
とくに不倫関係においては、相手に罪悪感を持たせないように、あるいは自分の立場を正当化するために、家庭の問題を「相手(妻)のせい」にすり替えて語るケースが多々あります。

たとえば、

  • 「もう何年も会話がない」

  • 「妻は冷たくて、心が通じ合ってない」

  • 「仮面夫婦なんだ」

こうした言葉の多くは、実際の夫婦関係の一部を切り取ったものであり、全体像とはかけ離れていることも少なくありません。

● 「かわいそうな彼」を信じたことで、自分を加害者にした

相手の愚痴に同情し、味方になることは、「味方である私が正しい」「奥さんが悪い」という図式を無意識に信じることにつながります。
しかし現実には、その“かわいそうな彼”の存在によって苦しんでいたのは、他ならぬ配偶者(妻)だった可能性があるのです。

「彼は被害者」「私は理解者」という構図にすり替えられることで、不倫の罪悪感が麻痺し、結果的に被害者の存在を見落としてしまう――これは大きな代償です。

● 愚痴を“信じさせる”のは、不倫関係を正当化するため

家庭の愚痴を語る背景には、以下のような心理が隠れています。

  • 自分の不倫を「やむを得ないこと」と思わせたい

  • 同情を引き、離れにくくさせたい

  • 相手に「私が必要なんだ」と思わせたい

これは一種の心理操作であり、被害者意識を装うことで、不倫という行為を正当化するための伏線でもあります。

● 「共感」は、自分の立場も曇らせる

「私は彼の味方でいたい」
「こんなに苦しんでいる彼を、誰かが支えなきゃ」
そんな思いで家庭の愚痴を信じてしまうと、自分が倫理の境界を越えていることに気づけなくなります。

最初は同情から始まった関係でも、いつしか「奥さんに勝ちたい」「選ばれたい」という競争心や執着にすり替わっていくのが、不倫関係の恐ろしいところなのです。

■ 4. 「妻より愛されてる」と錯覚していた関係の歪み

不倫関係において、多くの人が一度は抱くのが、

「私は奥さんよりも愛されている」という錯覚です。

彼の優しさ、頻繁な連絡、甘い言葉、二人だけの時間。

「この人はもう、家庭には愛情を感じていないんだ」
「本当に気持ちが向いているのは私なんだ」

そう思い込んでしまうのも無理はないかもしれません。
しかしそれは、本質的に不平等で“演出された関係”なのです。

● 比較しているものが、そもそも違う

配偶者とは、日常の生活・義務・責任を共有している関係です。
対して不倫関係は、会う時間も空間も制限され、
そのぶん「濃密に」「非日常的に」演出されます。

たとえば、

  • 奥さんとするのは生活のやりくり、家事、子育ての会話

  • 不倫相手とするのは、甘い言葉、逃避的な恋愛ごっこ

この時点で、恋愛ドラマと現実の生活を比べて「私のほうが愛されてる」と感じるのは錯覚にすぎません。

● “選ばれている”のではなく、“選ばれないまま都合よく使われている”現実

本当に愛されているのであれば、
男性はパートナーを変えるために何らかの責任ある行動を取るはずです。
しかし多くの場合、「いつか離婚する」「ちゃんと考えてる」と言葉だけは繰り返しながら、
実際には家庭を手放さない選択を取り続けています。

これは、愛の優先順位が「妻<あなた」なのではなく、
「家庭もあなたも、どちらも自分の都合に合わせてキープしておきたい」という表れに他なりません。

● “感情の濃さ”と“愛の深さ”は違う

不倫関係は「背徳感」「スリル」「秘密の共有」など、刺激の多い感情が交錯します。
そのため、心が大きく動き、「本当の恋」と錯覚しやすくなります。

しかし、愛とは本来、

  • 困難なときに寄り添うこと

  • 誠実に向き合うこと

  • 相手の未来を一緒に考えること

といった、淡くても揺るがない信頼関係の中に育まれるものです。
快楽や情熱の高さ=愛の深さではありません。

● 結局、比べることでしか価値を感じられなかった関係

「妻より」「家庭より」と比較することで、
自分の存在意義を確認しなければならなかった時点で、
その愛は**「奪うことでしか満たされない愛」**になってしまいます。

愛されているのではなく、
「愛されていると感じたい自分」を満たしていただけだったという現実。
それに気づいたとき、ようやく歪んだ関係だったことを理解するのかもしれません。

■ 5. 「都合のいい女」になっていたことに気づけなかった

「私たちの関係は特別だった」
「彼は本当に私を大切にしてくれていた」

そう信じて疑わなかったはずの関係が、ふとした瞬間に冷たく感じる。
連絡が来ない。約束が守られない。予定はいつも彼の都合次第。
それでも「仕方ないよね、家庭があるんだから」と自分を納得させてしまう。

気づいたときには、あなたはもう“恋人”ではなく、
**彼の都合のいい時だけ現れる「便利な存在」**になっているのです。

● スケジュールも感情も、いつも彼の優先

  • 連絡は深夜や休日を避けて“彼の空いた時間”にだけ

  • 会える日は前日の急な連絡か、ドタキャンも当たり前

  • 誕生日や記念日は一緒に過ごせないけれど、言葉だけは甘い

一見、彼なりに気を遣っているようにも見えるこれらの行動。
でもそれは、「家庭にバレないように」するためであって、
あなたを大切にしているからではないという可能性に気づくべきです。

● 感情のケアはしてくれるけど、未来の責任は取らない

  • 「寂しくさせてごめん」

  • 「もっと一緒にいたいよ」

  • 「将来的にはちゃんと考えてるから」

こんな優しい言葉はかけてくれる。
でも、いざ離婚の話や将来の具体的なプランになると、
「今はタイミングが悪い」「子どもが受験で…」と、いつまでも“先送り”。

あなたの寂しさや不満を“感情的には受け止める”けれど、
現実的な責任や決断は何一つ引き受けない──
これが「都合のいい関係」の典型です。

● なぜ抜け出せなかったのか?それは“愛されてる気がしていた”から

「こんな関係でも、彼の中に私はいる」
「忙しい中でも会いに来てくれる、それだけで十分」

そうやって、“足りない愛”に自分を慣れさせてしまう。

でも、それは本当に“愛されていた証”でしょうか。
むしろ、「与えられない分、少しの愛情が過剰に輝いて見えた」というだけかもしれません。

■ 6. 奥さんと別れる気なんて最初からない

不倫関係が続くなかで、女性側が最も期待してしまうセリフの一つが、
「いずれ奥さんとは別れるつもりなんだ」――という言葉です。
しかし現実には、その“つもり”が形になることは、非常にまれです。
なぜなら、多くの男性にとってそれは**現状を維持するための「言葉だけの未来」**であり、
本気で離婚を考えていたわけではないからです。

● 本当に離婚を考えている人は「行動」が伴う

もし彼が本気で離婚する気があるなら、

・弁護士に相談する
・別居を始める
・財産分与や親権の話し合いを始める

といった具体的なステップを踏み始めているはずです。

それがないまま「いつか」「考えてる」と言い続けている場合、
その“離婚の意思”は、あなたを引き止めるためだけの方便である可能性が高いと言えるでしょう。

● 離婚はリスクだらけ──だから現実は動かない

男性にとって、離婚にはさまざまなリスクが伴います。

・経済的負担(養育費・慰謝料・住宅ローン)
・親や親戚からの非難
・職場や社会的信用への影響
・子どもとの関係の断絶

これらを天秤にかけたとき、「不倫関係を続ける方が楽」と感じてしまう男性は少なくありません。
つまり、**“別れるつもり”と言いながら、心の中では「離婚する気なんてない」**というのが本音なのです。

● 「奥さんとは冷めてる」という言葉の裏

「もう気持ちはない」「家庭は壊れてる」と言いながら、
結局は休日を家族と過ごし、家のイベントにも参加している。
口では家庭を否定しても、行動では“守っている”のが現実です。

この二面性に気づきながらも、「私だけが本命なんだ」と思いたくなる心理は、
相手の言葉を信じたい気持ちと、自分の都合の良い希望的観測が混ざり合ったものです。

● 最初から「離婚する気」はなかったが、“関係を壊さないため”にそう言った

「最初から離婚する気なんてなかった」とはっきり言ってしまえば、関係は終わってしまうかもしれない。
だからこそ、あえて「希望を持たせる」言葉を使っていた可能性は高いです。

つまり、「離婚するつもり」という言葉は、あなたを“都合よく引き止めておくため”の保身の表現なのでしょう。

■ 7.「一番大事なのはお前」と言いながら、家庭は守り続けた矛盾

「一番大切なのはお前だよ」
「本当に愛しているのは君だけ」
――そう言われると、女性は「私は特別なんだ」と信じたくなります。
けれど、どれだけ甘い言葉をかけられても、彼が実際に守っているのは“家庭”であることが多いのが現実です。

このセクションでは、「愛の言葉」と「現実の行動」がかみ合わない不倫男性の矛盾と、そこに潜む心理構造を客観的に見ていきます。

● 愛しているのに、離婚しない。それって本当に「一番大事」?

不倫男性がよく口にするのが「君が一番大事」「奥さんより君を愛してる」という言葉です。
しかし、本当にそうであれば、なぜ“奥さん”との関係は維持されているのでしょうか。

・家に帰る
・家族旅行に行く
・子どもの行事に参加する
・妻との離婚手続きは進めない

これらすべては、“家庭”という枠組みを守るための行動であり、
結果として大切にされているのは「家庭」であるという現実を物語っています。

● 「愛している」と「責任を果たす」は別物

彼にとっての「愛してる」は、あくまで“感情”の話であり、
「だから家庭を捨てる」「君との人生を選ぶ」という“責任の伴う行動”とは切り離されているケースがほとんどです。

つまり、
「一番大事」と言いながら、行動が伴わないのは、
感情だけで都合よく関係を続けたいという身勝手な表れにすぎません。

● 家庭を壊さずに不倫を続ける=「二重の保身」

彼が家庭を守る理由はさまざまです。

・世間体
・子どものため
・経済的な安定
・親族や会社との関係

こうした“守るべきもの”が多ければ多いほど、彼は「不倫を続けつつ家庭も守る」という“二重の保身”に走ります。

そしてその保身の中で不倫相手に向けられるのが、
「お前が一番大事だよ」という、現実から目を逸らさせるための言葉です。

● 矛盾を抱えながらも、関係を続けようとする彼の本音

不倫をする男性の行動には一貫性がありません。
本当に不倫相手が一番大事なら、もっと明確な行動を取っているはず。
それでも関係を続けようとするのは、

・自分が癒されたい
・安心を手放したくない
・刺激が欲しい

という自分本位な感情のためです。

不倫相手を思いやっているのではなく、
自分にとって“都合の良い関係”を失いたくないだけなのです。

■ 8.「家族にバレたくない」がすべてを物語っていた

不倫関係が長く続く中で、ある日こんな言葉を耳にすることがあります。
「絶対に家族にはバレたくない」「バレたら人生終わるから」
――この一言にこそ、男性の“本音”が隠されています。

口では「本気だよ」「お前だけが大事」と言いながら、
一方で徹底的に家庭には秘密にしている。
それはつまり、「家庭>不倫関係」であるという、明確な優先順位の表れです。

● 隠そうとするのは「守りたいもの」があるから

不倫相手に対してオープンでいながら、
家庭には何がなんでもバレないように細心の注意を払う――
その行動こそが、彼の“守る対象”を物語っています。

・スマホを肌身離さない
・休日は絶対に連絡を取らない
・証拠を一切残さない

これらは「不倫相手を大切にしている」のではなく、
「家族バレ=破滅」という彼の恐れの表れです。
裏を返せば、“そこまでして守りたい家庭”があるということです。

● 「バレたら終わり」と言う人が、なぜ不倫をするのか?

本来なら「バレたら終わり」と思うなら、不倫なんてしないはず。
でも彼らは、バレない自信があるか、もしくは
「リスクはあっても、今の刺激や癒しの方が大事」と考えているのです。

つまり、そこにあるのは愛よりも欲、誠意よりも都合です。
それでもなお「バレたくない」と言い続けるのは、
不倫相手との関係が“人生を壊すほどの重み”ではないと考えているからです。

● バレたくないという本音は、「君との未来は考えていない」の裏返し

「君との関係は秘密にしておきたい」
「外では一緒に歩けないけど、心では繋がってる」
――そんな言葉をロマンチックに感じてしまうかもしれません。
でも冷静になってみれば、それは“未来を共有する気がない”というサインです。

本当に不倫相手を人生のパートナーとして考えているなら、
バレたとしても“関係を守ろうとする姿勢”があるはず。
徹底的に隠すということは、
「バレたら切り捨てる準備をしている」可能性すらあるのです。

● 「家族にバレたくない」は、優先順位の決定打

「バレたくない」という一言には、彼らのすべてが詰まっています。
それは、あなたの存在を**“最優先ではない”と明言しているのと同じ**です。

・本当に大切に思っているなら、なぜ堂々とできないのか?
・なぜ、いつでも切り捨てられるようにしているのか?
・その関係は、いつまで“秘密のまま”でいられるのか?

「隠したい関係」に未来はない――その現実に、目を向けたほうがいいでしょう。

■ 9. 捨てられたあとに残った“空っぽさ”

「彼はきっと家庭を捨てて、私を選んでくれる」
「こんなに気持ちを注いでるんだから、きっと報われるはず」
そんなふうに信じていた日々が、ある日突然、終わりを告げる。

それまでの時間や感情が、一瞬で“なかったこと”にされるような感覚──
残るのは、どうしようもない空虚感と、自分だけが取り残されたような虚しさです。

● 捨てられた、という事実が心を壊す

「突然連絡が来なくなった」
「家庭にバレたから、もう終わりにしたい」
「やっぱり家族が一番大事だった」

一方的な別れの言葉や、音信不通という形で関係が切られたとき、
それは“終わった”というよりも、“捨てられた”と感じます。

そして、その事実は深く心をえぐります。
あんなに一緒に笑って、泣いて、寄り添った時間が、まるで最初から存在しなかったかのように扱われるからです。

● 「私だけが何も持っていない」と気づいたとき

彼は家庭に戻り、家族と日常を再開する。
SNSには、子どもとの日常や笑顔の写真が並び、
あのときの彼の言葉や誓いが、何の意味もなかったように感じられる――

気づけば、手元には何も残っていません。
誰にも祝福されず、誰にも相談できず、
時間と気持ちだけが、空っぽのままその場に取り残されていくのです。

● 「あの時間は何だったの?」という問いが消えない

夢中で駆け抜けた関係だったからこそ、
終わったあとに押し寄せる“意味のなさ”に、心が耐えきれなくなることがあります。

・信じていた言葉は全部嘘だったのか?
・私はただ都合のいい女だったのか?
・彼の本音は、最初から家庭を手放すつもりなんてなかったのか?

その問いに、男性はもう答えてくれません。

■10「“何も残らなかった”不倫の結末」

不倫の末に残るものは何か──。
「愛」でもなく、「信頼」でもなく、「未来」でもなかったという現実に、多くの当事者は遅れて気づくことになります。
当初は刺激的で情熱的に見えた関係も、終わってみればそこに残っていたのは、虚しさと後悔、そして崩壊した人間関係だけだった、というケースは決して少なくありません。

● 得られたはずの「幸せ」は、すべて幻想だった

不倫関係にのめり込むきっかけは、たいてい「今の生活では満たされない心の隙間」や「刺激的な非日常」への憧れです。
しかしその関係は本質的に不安定で、継続性のないものです。

  • 周囲には隠さなければならない関係

  • 将来の話をしても具体性がない

  • 「一番になれる日」が永遠に来ない

こうした状況の中で交わされた「好き」や「愛してる」は、現実的な選択や責任とは無縁の“都合のいい感情”に過ぎません。
つまり、不倫によって得たと感じた幸福は、一時的な幻想だったということです。

● 失ったものは、計り知れない

一方で、不倫によって確実に失われるものは、現実的かつ具体的です。

  • 家族や配偶者の信頼

  • 子どもとの関係や尊敬

  • 社会的な信用(職場・近所・友人関係)

  • 慰謝料や裁判費用などの経済的損失

  • 自分自身への誇りと信用

とくに、既婚者側が家庭を持ったまま不倫をした場合は、離婚・親権争い・財産分与・退職や左遷などの現実的打撃に見舞われることもあります。

そして、関係が終わったあとにふと振り返っても、そこには「守れなかった家庭」「失った信頼」だけが残り、得たと思っていたものは何一つ残っていないという現実に直面するでしょう。

● 不倫相手との関係も、多くが“自然消滅”か“破綻”

不倫をしてまで一緒になりたいと思った相手とも、最終的には破綻するケースがほとんどです。

  • 相手への信頼が築けない

  • 嘘や隠し事が原因で喧嘩や不安が絶えない

  • 周囲に認められない関係性に疲弊する

  • 「自分も同じように裏切られるかもしれない」という恐怖

こうした感情が積み重なり、「一緒になったのにうまくいかない」「結局、誰も幸せになっていない」という現実に直面します。
つまり、不倫の末に残るのは、本物の愛ではなく、不信と後悔なのです。

■ まとめ:「何も残らない」どころか、むしろ「多くを失う」のが不倫の結末

不倫は、始まりの時点で“誰かを傷つける関係”である以上、健全な形でのゴールを迎えることはほぼ不可能です。
いっときの感情に突き動かされた結果、傷ついた人が増え、責任を取るべき問題が山積し、
最後に残るのは「なぜこんなことをしてしまったのか」という悔恨だけ。

そして多くの人が口にするのは、この言葉です。

「あんなに夢中になったのに、結局、何も残らなかった」

それが、不倫という関係の現実的な結末です。

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