勝手に出て行ったくせに“離婚はしない”ってどういうこと? ― 不倫夫の身勝手な本音
- 2025年07月06日
- 2025年07月06日

夫が突然家を出て、不倫相手と暮らし始めた。それにもかかわらず、自分から離婚の話を切り出してこない――
そんな理不尽な状況に、怒りや悲しみを感じている方は少なくありません。
本ブログでは、そんな理不尽な状況に置かれたあなたに向けて、「なぜ不倫して別居までしているのに、離婚はしないのか?」という理不尽の裏側にある、
不倫夫たちの身勝手な心理と逃避思考を、徹底的に掘り下げていきます。
■ 1. 法的責任から逃れたい
不倫して出て行ったくせに離婚はしない――
そんな理不尽な態度の裏にあるのは、ズバリ「自分が不利になるのが怖いから」。
つまり、法的責任を負うことを徹底的に避けたい心理が根底にあります。
以下に具体的な要素を分けて解説します。
● 有責配偶者としての立場を自覚している
不倫をした上に勝手に家を出たという行為は、民法上“有責”です。
つまり、裁判で離婚を請求しても認められない可能性が高いのです。
-
日本の法律では、有責配偶者からの離婚請求は原則認められません(民法770条)。
-
「自分から離婚を言い出したら終わる」と分かっているので、離婚の話を避け続ける。
-
「不倫した側が不利になる」と本人も理解しているからこそ、曖昧な関係のまま逃げる。
● 慰謝料の請求を恐れている
離婚が現実になれば、当然ながら不倫の代償として慰謝料の請求が発生します。
本人にとってはこれが何よりも恐怖です。
-
自分の不貞行為によって精神的苦痛を与えたことに対する法的責任。
-
「不倫相手にも慰謝料請求されるのでは」と怯えていることも。
-
そのため、配偶者が本気で離婚を考えていると気づくと、急に“被害者ぶる”こともある。
つまり、慰謝料を回避するために婚姻関係を温存したいという、極めて打算的な心理が働いています。
● 財産分与をしたくない
離婚となれば、婚姻期間中に築いた財産は原則として半分ずつに分ける必要があります。
-
「自分で稼いだ金なのに半分取られるなんて納得できない」と感じている。
-
特に不倫相手と暮らしている場合、「これからの生活に金が必要」と考え、元配偶者に渡したくない。
-
不動産、貯金、保険、年金分割など、金銭面で不利益を被るのが嫌で離婚を回避。
離婚すれば損をする――それが彼らの「絶対に離婚したくない」本音のひとつです。
● 養育費・婚姻費用の義務から逃れたい
子どもがいる場合、離婚後は養育費の支払い義務が発生します。
一方、離婚せず別居しているだけなら、「婚姻費用」としての支払い義務があります。
-
離婚して養育費を定額で払うより、婚姻費用を曖昧にして払わずに済ませたい。
-
給与の額を偽って少なく申告したり、支払いそのものを拒否したりするケースも。
-
子どもに対する責任よりも「出費を減らしたい」気持ちが優先されている。
要するに、「金も責任も負いたくないから離婚しない」という身勝手な言い訳です。
● 離婚によって不倫が“事実”として確定するのを恐れている
離婚届に「不貞行為」が記載されるわけではありませんが、
離婚のプロセス=自分の不倫が周囲に知られるきっかけになると感じています。
-
親・兄弟・職場などに「離婚理由」を聞かれたくない。
-
離婚によって「不倫していた」という事実が、社会的にも“確定”してしまう。
-
不倫相手との関係が“正式”になることで、逆に責任を問われるのが怖い。
つまり、離婚することで“ごまかしが効かなくなる”状況を避けたいのです。
● 「自分はそこまで悪くない」と思いたい
そして最後にあるのが、歪んだ自己正当化の心理。
-
「離婚していない=まだ夫(妻)としての責任を果たしている」という謎の理屈。
-
「不倫は悪かったけど、離婚を望んでいないから許してほしい」と被害者意識を持つ。
-
「ちゃんとした別れ方をしていないから、自分はまだ誠実」と思い込んでいる。
このような都合のいい解釈で自分を正当化し、法的責任からも逃れ続けているのです。
■ 2. 社会的立場を守りたい
不倫して家を出ていったのに、なぜか離婚には踏み切らない――
その背景には「自分の社会的な立場を失いたくない」という、非常に打算的な思惑があります。
「家庭は壊したくない」「まだ夫(妻)としての責任を果たしている」などと、口ではきれいごとを言いながら、
実際は “自分のイメージ”や“信用”を守るために結婚を利用しているのです。
● 世間体を保ちたいという見栄
表向きは「家庭がある人」というステータスを維持することで、社会的信用を守っていたい。
-
既婚者=安定した大人・信頼できる人と見られがち
-
「離婚した」と周囲に知られたくないという羞恥心
-
親戚や近所、ママ友・パパ友など、コミュニティ内での評価を気にする
つまり、婚姻関係を“信用のカバー”として利用しているのです。
● 会社や仕事上の立場を守りたい
離婚が表に出ることで、職場での評価が下がることを恐れているケースもあります。
-
上司や同僚に不倫がバレることを恐れる
-
既婚者であることが出世や営業に有利に働いている業種も
-
離婚すると「不安定な人」「トラブルを抱えている人」と見なされるのが怖い
とくに保守的な職場や役職付きの立場だと、離婚歴そのものがマイナス材料になることを恐れています。
● 親や家族への言い訳を続けたい
離婚すれば、自分の両親や親族に **「なぜ離婚したのか」**を説明しなければならなくなります。
-
「家を出た」とは言っても、「不倫して出ていった」とは言いづらい
-
離婚してしまうと、不倫が事実としてバレやすくなる
-
特に親にとって「子どもの離婚」は世間的にも恥になると考えがち
つまり、離婚しないことで“善人のフリ”を続けられるのです。
● 配偶者控除や扶養などの制度的メリットを手放したくない
結婚していることで得られる税制や手当などの「制度的メリット」も見逃せません。
-
配偶者控除や扶養手当を受けている
-
住宅ローン控除や子ども手当など、家族単位で受けられる恩恵がある
-
離婚するとこれらの優遇が一部打ち切られる
「金銭的に得だから離婚しない」というケースも、実は少なくありません。
● 子どもを使って“父親・母親”アピールを続けたい
家を出ていながら、「親としての立場」は守りたいという矛盾した思いもあります。
-
周囲には「子どものために離婚しない」と言い訳する
-
実際は育児にも関わらず、不倫相手と自由な生活を満喫している
-
でも、外では「子ども思いの親」として振る舞いたい
つまり、子どもを“イメージ保護の道具”として使っているのです。
● 「既婚者ブランド」にしがみついている
特に男性に多いですが、「既婚者であること」自体を一種の“ブランド”として捉えている場合もあります。
-
「既婚=人間的に落ち着いている」と見られる
-
特定の場(仕事・女性関係)で、既婚者であることが“魅力”として機能している
-
「独身より安心感がある」というイメージを武器にしている
そのため、家庭を壊しても、「結婚という肩書き」だけは手放したくないという本音があります。
● 社会的責任を問われるのが怖い
離婚すれば、不倫が公になり、会社や地域社会での信頼が失墜するリスクがあります。
-
とくに公務員、教員、医師、経営者など「倫理観」が求められる職業の人ほど恐れる
-
社会的立場が崩れることで、今の地位を失うのが怖い
-
だから「不倫は隠しながら、結婚は続けたい」と考える
つまり、「誠実な人間」としての仮面をかぶり続けるために離婚を拒むのです。
● 自分が悪者になるのを避けたい
「離婚した=自分が悪かった」と見られることが、何よりも耐えられない人もいます。
-
周囲に「奥さん(旦那さん)を捨てた」と思われたくない
-
自分は「別れを望んでいない善人」を演じたい
-
「悪いのは向こう」と責任転嫁したい気持ちがある
そのため、婚姻関係を残しておくことで、「自分はそんなに悪くない」と思い込もうとするのです。
■ 3. 離婚の主導権を握りたい
不倫をして勝手に家を出たのに、なぜか離婚はしない。
その裏にあるのは、「自分のタイミングで離婚を決めたい」という支配的な心理です。
つまり、主導権を手放したくないのです。
一見、何もしていないようでいて、実は相手を精神的にコントロールしようとするこの態度には、巧妙な計算が見え隠れします。
● 「自分から切り出したら負け」だと思っている
たとえ自分が不倫して家を出て行ったとしても、
「離婚を言い出すのは相手からにしたい」と考える人は少なくありません。
-
離婚を自分から言う=自分が悪かったと認めることになる
-
相手が言い出すのを待つことで、「捨てられた被害者」になれる
-
最後まで“決定権を自分が持っていた”と感じたい
このように、離婚そのものよりも、「誰が主導したか」に執着しているのです。
● 「自分の条件で離婚したい」という交渉材料にしている
離婚を先延ばしにすることで、最終的に自分にとって有利な条件を引き出そうとするケースもあります。
-
「離婚してもいいけど、慰謝料はゼロで」などと交換条件を持ち出す
-
財産分与や養育費を少なく済ませるために駆け引きする
-
不倫相手との将来を見越して、自分の生活基盤を固めてから離婚したい
つまり、離婚を“交渉カード”として利用しているのです。
● 相手の反応を見て、自分の立場を調整したい
相手が怒っているのか、まだ自分に未練があるのか――
離婚を切り出さずに様子を見ることで、自分にとって都合のいいポジションを探ろうとしています。
-
「まだ愛されている」と確認できれば、戻る選択肢を残したい
-
相手が冷たくなったら、離婚を急に持ち出して揺さぶる
-
相手の反応次第で、自分の態度を変える“揺さぶり”の手法
こうして、相手の感情を“試す道具”として離婚話を使っているのです。
● 相手を精神的に支配し続けたい
離婚をしないことで、相手の人生を宙ぶらりんにしておきたい――
これは一種のモラハラ的な支配欲でもあります。
-
離婚しない限り、相手は新しい人生を始められない
-
相手に「いつ離婚してくれるのか」と悩ませ続けることで優位に立てる
-
「別れたくないの?」と問い詰めて、心理的主導権を握りたい
つまり、「まだ自分の影響下に置いておきたい」という支配願望の現れです。
● 「許してもらえるかもしれない」と甘えている
離婚をすぐに決断しないのは、「もしかしたら、やり直せるかも」という
都合のいい希望的観測にすがっている場合もあります。
-
相手が離婚を切り出してこない=まだチャンスがあると誤解している
-
自分から離婚と言い出さないことで「まだやり直す気がある」と見せかける
-
不倫相手とうまくいかなくなったときの“保険”として元の家庭をキープ
これは相手に希望を持たせているようでいて、残酷な先延ばしに他なりません。
● 「戻る可能性」を自分に残しておきたい
不倫相手との関係がどこまで続くか分からない――
そんな不安定な状態にあるからこそ、離婚という“完全な決別”は避けたいのです。
-
不倫が破綻したときの「逃げ道」として元の家庭をキープ
-
離婚しなければ、いつでも戻れるという安心感がある
-
戻ることを前提に、いまは“保留”にしているつもり
これは、あなたの人生を一時停止状態のまま放置していることに他なりません。
● 周囲に「自分は被害者だった」とアピールしたい
離婚を自分から切り出さなければ、後から周囲に**「実は捨てられた」と装うことができます**。
-
「自分はやり直したかったけど、向こうが離婚したがった」と言える
-
友人や家族、職場などで“同情”を引ける
-
自分の評判を守りながら、相手だけを“加害者”に仕立てる
まるで芝居のように、被害者の立場を確保するために離婚を遅らせているのです。
■ 4. 不倫相手との未来に確信がない
いくら不倫相手と新しい生活を始めていても、「離婚」はしない。
その裏には、不倫相手との関係が本当に続くのか、自分でも分からないという不安があります。
つまり、相手を選んで出て行ったはずなのに、心の中では「この関係は長く続かないかも」と感じているのです。
● 「今は楽しい」けど、本気で将来を考えていない
不倫関係は、日常からの逃避や刺激として始まることが多く、
そのまま同棲に発展しても、“現実”に向き合う覚悟までは持っていない人が大半です。
-
ドキドキ感や非日常感があるうちは楽しい
-
一緒に暮らし始めると、相手の欠点が目についてくる
-
結婚生活ほどの責任は背負いたくない
「恋人としてはいいけど、人生のパートナーにする自信はない」――
そんな中途半端な感情で、配偶者との離婚に踏み切れずにいます。
● 不倫相手が結婚を望んでいないこともある
意外と多いのが、不倫相手の側に“結婚する気がない”パターン。
-
相手は既婚者と付き合うことで、あえて自由を得ている
-
「今の関係がちょうどいい」と考えているため、離婚は望んでいない
-
相手に子どもを持つつもりがなかったり、家庭を築く覚悟がなかったりする
つまり、「離婚したところで、次の人生が保証されているわけではない」という不安から、踏み出せないのです。
● 現実問題として生活基盤が不安定
不倫相手との生活は、感情優先で始まるため、現実的な準備が整っていないことがほとんどです。
-
経済的に依存していたり、生活費が不安定だったりする
-
職場や住まいの環境が不安定で、将来が見えにくい
-
一緒に暮らし始めた途端、喧嘩が増えて「こんなはずじゃなかった」と感じる
「こんな関係で離婚してしまって大丈夫だろうか?」と迷っているうちに、
元の家庭は壊れ、不倫相手との関係も不安定なまま、どちらにも居場所がなくなるのです。
● 不倫相手に対して本音では“信用していない”
最初は「この人こそが運命の相手」と思っていたとしても、
一緒に暮らすうちに、不倫相手の人間性に疑問を持ち始めることがあります。
-
自分と同じように、また誰かを裏切るのではないかという不安
-
金銭感覚や生活態度のズレに気づく
-
わがままさや自己中心的な言動に違和感を覚える
「自分が惹かれたのは“理想化された姿”であって、現実のその人ではない」と気づいたとき、
離婚という決断にブレーキがかかります。
● 「戻れる場所」を残しておきたい保身
不倫相手と一緒にいるけど、もしもの時のために**“帰れる家”として配偶者をキープ**しておきたい。
これもまた非常に自己中心的な心理です。
-
「万が一この関係が壊れたら、元の家庭に戻ろう」と考えている
-
離婚してしまえば、逃げ道がなくなるという恐怖
-
配偶者が待ってくれているかもしれないという甘え
つまり、「不倫相手との未来に賭けきる勇気がないから、家庭に“保険”をかけている」のです。
● 離婚後の“孤独”や“後悔”が怖い
どれだけ不倫相手と楽しく過ごしていても、
ふとした時に襲ってくるのが「この先、本当にこの人でいいのか?」という漠然とした不安です。
-
離婚してもまた失敗するかもしれないという怖さ
-
子どもや親族を失うことへの後悔
-
不倫相手との関係が冷めた後、自分に何も残っていない現実
このように、未来に対する確信が持てないままでは、離婚という大きな決断に踏み切れないのです。
● 離婚すれば“不倫が現実になる”という恐怖
婚姻関係が続いている限り、不倫はある意味“曖昧な逃避”のままで済みます。
しかし、離婚をした瞬間、不倫関係は“現実の選択”になってしまう。
-
「結婚したわけでもない相手のために家庭を壊した」という事実に直面する
-
周囲に不倫の存在が明るみに出る
-
今の恋が“現実”になったとたんに、冷めてしまうこともある
つまり、「不倫は不倫のままでいたい」という心理が働いているのです。
■ 5. 子どもを盾にしている
不倫をして家を出て行ったのに、離婚となると「子どものために」と言い出す――
それは本当に子どものためなのか?
実際には、自分の責任から逃げるために、“子ども”という存在を盾にしているだけのケースが多く見受けられます。
親としての愛情ではなく、「自分の立場を守るための言い訳」に使われている現実。
ここでは、その欺瞞と心理構造を項目ごとに掘り下げていきます。
● 「子どものために離婚しない」という綺麗事
よくあるのが、「子どもが傷つくから、離婚はしたくない」という主張。
しかし、その裏にあるのは、“責任を取りたくない自分”を正当化する言い訳です。
-
「自分は家族を壊したくない」と善人ぶる
-
「家庭は大事にしている」と言いながら不倫相手と暮らす矛盾
-
実際には子どもとの接点がほとんどないのに、都合のいいときだけ“親”の顔をする
本当に子どもを思うなら、家庭を壊すような不誠実な行動はしないはずです。
● 子どもを“道具”にして離婚を引き延ばす
離婚を回避するために、「子どもがもう少し大きくなったら」「受験が終わったら」と、
子どもを理由に離婚を“先延ばし”にするケースもあります。
-
子どもの将来をダシにして、自分の都合のいいタイミングを待っている
-
相手に「今は離婚できない」と言わせるための心理戦
-
結果的に、子どもが“人質”のように扱われてしまう
これは親としての愛情ではなく、支配と操作の道具化です。
● 「子どもがかわいそう」と言いながら育児放棄している
「子どものために離婚しない」と言いながら、
実際には子どもの世話や教育にまったく関わっていないという矛盾もあります。
-
養育費も払わない、面会交流も不定期
-
なのに「親としての責任は果たしている」と主張する
-
子どもの気持ちより、自分が“親の立場を持ち続けること”を優先
このような態度は、親としての責任感とはまったく逆のものです。
● 離婚すると“子どもに嫌われる”のが怖い
子どもを盾にする背景には、「離婚=親子関係の終わり」だと怯える気持ちもあります。
-
離婚すれば、子どもに「裏切った人」と見なされるのが怖い
-
子どもから嫌われたくないから、離婚には踏み出せない
-
「自分から離婚した」と思われるより、「別れたくなかった」と被害者を装いたい
つまり、子どもとの関係を利用して、自分の評価を守ろうとしているのです。
● 「子どもがいるから離婚しない=正しい親」と思い込んでいる
世間体や道徳心を盾に、「離婚しない=責任感のある親」というイメージを演出している人もいます。
-
離婚したくない理由を“子ども”にすり替えて、自己保身を正当化
-
「離婚は子どもに悪影響を与える」と語る一方で、自分の不倫は棚上げ
-
家族という形を残しておけば、それで“良い親”と信じ込んでいる
これは、「親であること」の本質から目を背ける自己正当化にすぎません。
● 「親権争い」を恐れている
離婚をすれば親権の話が避けられなくなります。
そのとき、自分が親としての信頼を得られるかどうかが問われる――
それが怖くて、離婚の話自体を避けている人も多いのです。
-
自分の不倫が親権に不利になると分かっている
-
親権を失えば“子どもとの繋がり”が切れる不安
-
相手に親権を取られたくないから、離婚に踏み切らない
ここでも子どもは、“本当に守りたい存在”というより、支配したい対象になってしまっています。
● 子どもが「離婚した方がいい」と感じている現実を無視している
実際には、子ども自身が、家庭内の不誠実さや不和を敏感に感じ取っています。
-
親の不仲を日々見せつけられる方が、心に深い傷を残す
-
両親が不誠実な関係のまま一緒にいることに、違和感を抱いている
-
「早く離婚してほしい」と願っている子も少なくない
「子どものために離婚しない」と言いながら、子どもの心の声を無視しているのが現実です。
■ 6. 配偶者をコントロール下に置きたい
不倫して家を出ていながら離婚はしない――
その行動の背景には、「配偶者を自分の支配下に置いておきたい」という歪んだ欲求が潜んでいる場合があります。
一見、無関心に見える態度の裏で、じつは相手の感情や人生をコントロールし続けようとする。
これはまさに、心理的モラハラや精神的支配の構図に非常に近いものです。
● 離婚しないことで「自由を制限」する
離婚さえすれば、配偶者は新しい人生を歩み出せます。
だからこそ、自分から離婚せずに関係を曖昧に保つことで、相手の人生を止めておくのです。
-
「結婚している」という事実だけで、相手の恋愛や再婚の可能性を奪える
-
法的に縛っておけば、自分の影響力を残せる
-
自由になられては困るので、意図的に関係を引き延ばす
これはまさに、「自分はもう自由なのに、相手には自由を与えない」という二重の不公平です。
● 感情の主導権を握り続けたい
離婚せずに関係を続けることで、相手の感情をコントロールできるという心理が働いています。
-
離婚しないことで、相手に「もしかして戻ってくるかも」という期待を持たせる
-
ときおり優しい言葉をかけて希望を与え、また突き放す
-
相手が苦しんでいる様子を見ることで、自分が“優位”に立った気になれる
これは**「去っていったのに、心は支配し続けたい」**という、非常に自己中心的な操作行動です。
● 配偶者の罪悪感を利用する
相手が「家庭を壊された側」であっても、罪悪感を巧みに植え付けてコントロールしようとすることがあります。
-
「お前にも至らないところがあった」と責任をすり替える
-
「子どものために、君が我慢してくれれば済む話」と説得してくる
-
自分が家を出たのに、「君が追い詰めた」と逆に責めることもある
こうして、相手に「離婚を言い出す=悪者になる」と思わせる操作が行われます。
● 経済的に依存させたままにする
離婚しないことで、配偶者を経済的に自分に依存させ続ける意図もあります。
-
自分の収入があるからといって、生活費は最小限しか渡さない
-
家計の主導権を握ることで、相手の行動範囲や決定権を制限する
-
離婚すれば養育費や財産分与が発生するため、それを避ける口実に「離婚したくない」と言う
これは、経済的な圧力を使った支配構造であり、見えにくいDV(ドメスティック・バイオレンス)の一種です。
● 「自分はまだ上の立場」と思い込みたい
離婚しないことによって、
「自分はまだ夫(または妻)としての権利を持っている」と思い込み、
配偶者の人生を下に見ようとする支配欲が表れることもあります。
-
相手が何か決断をするときに、「俺(私)の許可は?」と干渉してくる
-
面会、進学、引っ越しなどあらゆることに口を出す
-
「家族なんだから当然」と言いながら、すでに自分は別の人生を歩んでいる
これは「自分だけは自由、でもあなたには口出しする」という支配の典型パターンです。
● 「自分が見捨てられる恐怖」から攻撃的になる
支配欲の裏側には、**「相手に捨てられることへの恐れ」**があります。
-
離婚されると“完全に拒絶された”と感じてプライドが傷つく
-
相手が幸せになることを“裏切り”と捉え、妨害しようとする
-
自分の方から家庭を壊したのに、相手の幸せは許せない
だからこそ、離婚には応じず、
**「自分が去るのはいいけど、あなたが去るのはダメ」**という身勝手な態度を取るのです。
● 支配欲は「愛」ではない
このような行動のすべてに共通するのは、相手を対等な存在として見ていないという点です。
-
自分の価値観だけを優先し、相手の意思を無視する
-
「支えてくれた相手」より、「コントロールできる相手」であってほしい
-
愛情ではなく、「自分の人生の一部として所有していたい」という欲望
これはもう、**パートナーシップではなく「支配関係」**です。
■ 7. 面倒な手続きから逃げたい
不倫して家を出て行ったにもかかわらず、なぜか離婚はしない――。
その裏にあるのは、「離婚は面倒だから」という驚くほど身勝手な理由です。
愛情も責任もない関係を続けながら、法的なけじめすら放棄している現実。
ここでは、「離婚の手続きを避けたがる心理とその背景」について深掘りしていきます。
● 書類の準備や手続きが“ただ面倒”という怠惰
一部の人は、本当にただ「面倒だから」という理由で離婚を放置します。
-
離婚届を取りに行くのが億劫
-
必要な書類を揃えるのが面倒
-
弁護士を探す、相談するなどの手間を避けたい
まるで市役所の手続きと同レベルの認識で、「そのうちやればいい」と先延ばしにする――
これほどの無責任と怠慢があるでしょうか。
● 財産分与や慰謝料の話をしたくない
離婚となると、避けて通れないのがお金の話です。
ここを突かれるのが怖い、あるいは面倒だからと、離婚そのものを遠ざけている人もいます。
-
不倫の慰謝料を請求されるのが怖い
-
財産分与で不利になる可能性がある
-
養育費や親権について議論したくない
要するに、自分が責められる場面や不利益を被る場面から逃げているのです。
● 相手とまともに話すのが面倒・怖い
離婚に向けた話し合いには、当然ながら当事者同士の対話が必要です。
しかし、不倫した側には後ろめたさがあるため、それすら避けようとします。
-
自分の非を責められるのが怖い
-
感情的なやりとりになるのが面倒
-
相手の怒りや涙に直面したくない
その結果、連絡を無視したり、曖昧な態度で交わしたりするなど、向き合う覚悟を持たないまま放置するのです。
● 子ども関連の書類や手続きが煩雑と感じている
子どもがいる場合、離婚には親権・養育費・面会交流など複雑な話がついてきます。
それをすべて「面倒」と感じて、離婚を先延ばしにするケースもあります。
-
学校や役所への届け出が多くなる
-
子どもとの関係をどうするか考えるのが重たい
-
面会日程や支払い義務など、細かく決めるのが煩雑
しかし、親である以上、それらは果たすべき責任です。
それを面倒という理由で避けるのは、あまりに自己中心的です。
● 不倫相手との生活を“正当化”できる環境だけほしい
面倒な手続きを避けながら、不倫相手との生活だけは楽しみたい――
離婚せずとも実質的に家庭を持ち出している状況に甘んじているケースもあります。
-
書類上は婚姻中だから、社会的に責任は問われづらい
-
離婚が成立していないから、まだ“家庭人”の顔も保てる
-
不倫相手との生活が落ち着くまで、離婚話を保留にしたい
これは責任から逃げながら、自由だけを享受しようとする極めて卑怯な姿勢です。
● 弁護士や裁判を恐れている・知識がない
離婚が揉めそうな場合、弁護士の介入や調停・裁判が必要になります。
それに対する恐れや無知ゆえの放置も、よくある理由です。
-
「裁判になったら大ごとだ」と怖がる
-
弁護士費用がかかると思って尻込みする
-
法律知識がないため、何をすべきか分からず逃げる
本来は、わからないなら調べたり相談したりすべきところを、「よくわからないからやらない」で終わらせているのです。
● 離婚手続きに“現実”を突きつけられるのが怖い
形式上でも「夫婦」でいる限り、どこかで“つながっている”と錯覚できます。
しかし、離婚届にサインをするというのは、現実を直視する行為。
その瞬間に自分のしたことを認めざるを得ないため、それが怖くて逃げている場合もあります。
-
離婚届=「本当に終わった」と突きつけられる
-
自分が壊した家庭の重みを認めざるを得ない
-
書類にサインすることが「責任を取る行為」だと理解している
つまり、面倒な手続きの裏にある“心理的責任”から逃げたいだけなのです。
■ 8. 金銭的に損をしたくない
不倫をして家を出て行ったのに、離婚だけは絶対にしようとしない――
その背景には、「お金の損をしたくない」という非常に打算的な本音が隠れていることがあります。
責任も誠意もないのに、金銭的な損失だけは避けたい。
そうした考えが、離婚の話を引き延ばす動機となっているのです。
● 慰謝料の支払いを避けたい
不倫が原因で離婚になれば、当然、有責配偶者として慰謝料を請求されるリスクが高くなります。
-
自分が離婚を望んだと認めれば「不倫が原因」と確定してしまう
-
慰謝料の金額が怖くて離婚の話を進められない
-
「許してくれたことにしたい」「離婚原因が不倫ではない形にしたい」とごまかそうとする
このように、金銭的な責任を取らずに逃げ切ろうとする意図が見え隠れします。
● 財産分与で不利になることを恐れている
離婚となれば、婚姻中に築いた財産は原則として夫婦で折半。
不倫して家を出た側にとっては、これまでの資産を失うリスクがあるのです。
-
家や預金、保険などの分与を避けたい
-
自分だけが使っていたお金を相手に渡したくない
-
事業や投資など、自分名義で築いた資産を守りたい
そのために、「離婚しない」という選択を取る人もいます。
つまり、“離婚しない”というよりも、“財産を守りたい”が本音なのです。
● 養育費の支払いを避けたい・渋っている
子どもがいる場合、離婚後には養育費の支払い義務が発生します。
これを「負担に感じている」「できれば払いたくない」と考える人も少なくありません。
-
離婚をしなければ正式に養育費が決まらないため、曖昧にできる
-
少額で済ませたいから、交渉に持ち込みたくない
-
養育費=自分の人生の“制限”と感じて反発する
結局は、子どもの将来よりも自分のお金が大事という身勝手な思考が働いているのです。
● 離婚後の生活レベルが落ちるのが怖い
離婚すれば、当然ながら今までの生活水準が変わることもあります。
特に、夫婦共働きだった場合や、配偶者に経済的な支援を受けていた場合など、金銭的な不安が離婚回避の理由になります。
-
今の家に住み続けられないかもしれない
-
不倫相手と生活するにも、収入だけでは不安定
-
離婚すれば交際費や娯楽費を削らないといけない
「損をしたくない」という打算が、「家庭に戻りたい」や「やり直したい」という言葉に偽装されることもあります。
● 不倫相手との将来にも“お金”が絡んでいる
不倫相手と暮らしていながら離婚をしない理由に、相手との生活費や経済的負担を配偶者に押し付けたままでいたいという下心もあります。
-
配偶者の扶養や家計の一部に依存している
-
離婚すれば不倫相手との生活も厳しくなる
-
相手(不倫相手)が「離婚しないで」と望んでいる場合もある(金銭的に不安だから)
つまり、“二重生活”の裏には、「配偶者にはまだ甘えていたい」「財布は二つ使いたい」という、極めて自己中心的な金銭感覚が潜んでいます。
● 「離婚した方が損」と天秤にかけている
離婚にともなう金銭的な損失と、自分が得る自由や快適さを常に天秤にかけているタイプも存在します。
-
慰謝料+財産分与+養育費=合計いくら?と計算してしまう
-
そのコストを払ってまで自由になる価値があるかを迷っている
-
「このまま曖昧にしておく方がコスパがいい」と考える
ここまでくると、結婚も離婚も**人間関係ではなく“損得勘定”**でしか判断されていません。
● 本音は「責任だけ取らされて終わるのが嫌」
不倫をして家庭を壊した事実があるにもかかわらず、
「離婚=すべての責任を背負わされる」という感覚から、どうしても踏み出せない人もいます。
-
離婚したら“敗者”になった気がする
-
「最後まで逃げなかった」と言い訳にしたい
-
「慰謝料払って、家も失って、なんで自分ばかり」と被害者ぶる
これは、加害者であることを認めたくない幼稚な心理です。
■ 9. 「悪者」になりたくないという自己正当化
不倫をして家庭を壊しておきながら、「離婚はしたくない」「話を進めたくない」と言い続ける――
その根底には、「自分が“悪者”になるのが嫌だ」という自己正当化の心理が深く潜んでいます。
実際には加害者的立場にあるにもかかわらず、被害者ぶる、責任を回避する、周囲に良い顔をしようとする……
ここでは、「悪者になりたくない」という欲求がどのように行動に現れるのかを掘り下げます。
● 離婚を切り出したくない=責任を背負いたくない
離婚を申し出た側は、たとえ理由が正当であっても「家庭を壊した人」と見られがちです。
不倫して家を出て行ったのに、離婚だけは切り出さない人は、責任を取りたくないだけです。
-
「自分が言い出すと、周囲から責められる」と思っている
-
「あなたが離婚したいと言った」という形に持ち込みたがる
-
責任の所在を曖昧にし、「なんとなく壊れた家庭」にしたい
これは、「自分が壊したのに、自分からは壊したくない」という矛盾した態度です。
● 被害者ポジションに立ちたがる
不倫をしていながらも、「かわいそうな自分」を演出する人も少なくありません。
-
「本当は悩んでいた」「愛されていなかったから仕方ない」と言い訳をする
-
「離婚したくなかったのに、相手が冷たい」と話をすり替える
-
周囲には「努力したけどダメだった」とだけ伝える
これは加害者なのに被害者の立場を取ろうとする自己正当化の典型例です。
その裏には、「周囲の同情を得たい」「責められたくない」という承認欲求と保身があります。
● 夫(妻)から「見捨てられた側」になりたい
離婚の主導権を握られると、“見捨てられた”と見られる側になります。
それが嫌で、相手に離婚を言わせようと仕向けてくる人もいます。
-
わざと冷たくする・距離を置く・無視をする
-
相手が「もう無理」と言い出すまで耐久戦を続ける
-
最後に「言い出したのはあなたでしょ」と責任転嫁する
これは、自分が悪者にならないように周到に仕掛けた心理戦とも言えます。
● 子どもや親族の目を気にしている
不倫をしている事実があっても、「自分はちゃんとした父親(母親)」「誠実な夫(妻)」だと思われたい人は多いです。
-
離婚すると「裏切った人」とレッテルを貼られるのが怖い
-
親や親族、職場にバレるのが恥ずかしい
-
子どもに「家庭を壊した人」と思われたくない
その結果、「離婚しない」という選択をすることで、見せかけの“良い人”を保とうとするのです。
● 周囲からの評価を操作しようとする
表面的には「夫婦関係を続けようと努力している」「自分は譲歩している」ように装いながら、
実際は裏で不倫相手と暮らしている。
こうした二面性の背景には、世間体や周囲からの評価を自分で操作したいという強い欲求があります。
-
表では「家庭を大事にしている」と言い張る
-
自分に非があると見られたくないから離婚話を拒む
-
周囲が「奥さんのほうが厳しいんだよね」と思うよう誘導する
これは、事実ではなく**“印象”で人を支配しようとする卑怯な戦略**です。
● 道徳的なイメージを維持したい
とくに「真面目な人」「誠実な親」として周囲に評価されていた人ほど、
離婚によってそのイメージが崩れるのを極端に恐れます。
-
過去の「いい夫・いい父」の像を壊したくない
-
離婚することで「やっぱり裏切った人だった」と思われたくない
-
だから不倫してても“離婚しない”という形だけを守る
これは、自分自身に対しても「悪人ではない」と思い込みたいという内面の防衛反応でもあります。
● 自分の中の「良心」と折り合いをつけたい
不倫という道徳的な逸脱行為をしながらも、自分の中に**“いい人でいたい自分”**が残っている人もいます。
-
離婚すれば「自分は完全に悪だった」と直視せざるを得ない
-
あくまで「流れの中で別れた」としたい
-
離婚しなければ、まだ“人として大きく逸脱していない”という幻想を持てる
これは、自分の良心と事実との間で揺れる未熟な防衛心理です。
■ 10. 本当は戻るつもりでいる
不倫をして勝手に家を出ていきながら、なぜか離婚の話には頑なに応じない――
その裏にあるのが、「いずれ戻るかもしれない」「戻れる場所として取っておきたい」という身勝手な“保険”感覚です。
これは、「今は不倫相手に夢中」「でもいずれ不安になるかも」という曖昧な心理に根ざしており、相手の人生を止める残酷な自己中心性が隠れています。
● 不倫相手との未来に確信が持てない
一時の恋愛感情で不倫相手に走ったものの、いざ現実が見えてくると「この人と一生やっていけるのか…?」という不安が募ってくるものです。
-
将来的に別れるかもしれない
-
結婚したいと思えるほどではない
-
不倫相手の経済力・性格・家庭観に不安を抱えている
そうした中で、「もしもの時に戻る場所がある」と考えることで、安心材料として元の家庭をキープしているケースがあります。
●「戻りたい」と思った時に捨てられていたくない
人は、自分が誰かを裏切ることはできても、自分が捨てられることには耐えられません。
-
不倫がうまくいかなかったときに、戻れなくなるのが怖い
-
自分から離婚を切り出すことで“帰れる場所”が消えると感じる
-
「最後はやっぱり家族だよね」と勝手に希望を残している
これは、配偶者を“セーフティネット”として扱っている証拠であり、相手の気持ちや尊厳を完全に無視しています。
● 家族を“保険”としてキープしている
離婚しないことで、形式上の「家族」という関係をキープしながら、外では自由に恋愛を楽しむ――これは明確な二重生活の継続です。
-
家族としての立場(扶養・保険・住宅など)を保ちたい
-
世間から“家庭持ち”としての信用を得たい
-
不倫がダメになった時の“逃げ場”を確保したい
このような考えは、家庭を人間関係ではなく“制度的安心”として見ていることに他なりません。
● 子どもの存在を「戻る口実」に使っている
「子どもがいるから離婚したくない」と言いつつも、実際には育児に関わらず、生活費すら入れていない――
それでも家庭に籍を残すのは、**“子どもを理由に戻れる余地を残したい”**から。
-
将来的に「子どもがいるから戻ってきた」と言える状況を維持したい
-
子どもと離れるのが嫌というより、“親としての立場”を確保したい
-
家庭を完全に捨てるのはリスクが高いと無意識に感じている
本当の意味で子どもを思うなら、まず誠実に向き合うはずです。
しかし、こういった心理は子どもすら“道具化”していると言えるでしょう。
● 「戻れるかもしれない」という希望を、相手にも持たせる
自分が離婚に応じないことで、配偶者側に「まだ可能性があるのかも」と期待を持たせようとする人もいます。
-
はっきり別れを告げず、優しさや曖昧な態度を取る
-
離婚話になると濁す・逃げる・「まだ早い」と言う
-
「お前のことを嫌いになったわけじゃない」などと発言する
これは、相手を縛りながら、自分は自由でいたいという身勝手な支配欲の表れです。
● 周囲や不倫相手に「離婚はしていない」と言いたい
不倫相手との関係が思ったよりうまくいかず、周囲の視線が気になってきたときに、
「まだ離婚してないんだよね」と言えることが、“保身”になります。
-
不倫相手に「本気じゃないの?」と責められた時に逃げ道になる
-
周囲に「離婚はしてない」と言うことで、“誠実なふり”ができる
-
離婚してしまうと、自分の立場が社会的に不安定になる
つまり、「離婚していない状態」は、**不倫相手への言い訳や世間体のための“カード”**として利用されているのです。
■ まとめ:離婚しないのは「覚悟がない」から
勝手に出て行き、不倫相手と暮らすという身勝手な行動をしながらも、「離婚だけはしたくない」と言い続ける人の本質は、結局のところ“責任も覚悟も持たない大人”です。
どんな理由があるにせよ、本当に大切なのは「誠実に生きること」。
あなた自身の尊厳を守るためにも、相手が変わるのを待つのではなく、自分の人生にケジメをつける選択をしてもいいのかもしれません。