Detective contract探偵選びで失敗しない方法(契約時に注意するポイント)




依頼者と探偵事務所の間でよく起きるトラブルが契約内容です。理解していないまま、契約をして後から多額の追加料金を請求された、解約しても返金してくれない、キャンセルをしたら高額なキャンセル料を請求されたなどです。

その他には調査に失敗したので再調査をお願いしたら追加料金を請求された、調査報告書が貰えないなどがありますが、契約書にサインするということは同意したことになりますので後から後悔しない為にも、面談から契約までの流れと注意点をご紹介します。





依頼内容の聞き取り


相談の予約をしたらまず、最初に調査内容の聞き取りをします。主に聞き取る内容は以下の項目になります。

対象となる人物

対象者の写真の有無

対象者の身長、体格、頭髪

対象者の移動手段(車であればナンバーなども)

対象者の自宅や勤務先の住所

調査目的

調査依頼に至った経緯

必要としている証拠

証拠の利用目的



聞き取りに関しては調査内容によって異なりますが、ポイントは対象者は誰で、目的は何で、どのような結果を求めていて、結果を得た後にどうしたいのかです。

例えば「主人」が「浮気」をしているので「浮気の証拠」を撮ってもらい、「離婚」をしたいといったように誰に対して何をしたいのかを明確にする必要があります。

また、依頼者が自分で調べた内容(不倫相手の情報)や根拠など些細な事でも調査の参考にします。不倫相手がわかっていれば調査のやり方や料金も変わっていきますので、こちらのブログ「浮気調査は予算30万でどこまでできるのか」を参考にしてみてください。

聞き取りやコミュニケーションをしっかりとることで調査の成功率も変わっていきますのでかなり重要です。ほとんど何も聞かずに安易に「大丈夫です」、と答えてくるような探偵事務所はやめておいたほうがいいかもしれません。



調査方法の説明


聞き取りが終われば、次は調査目的に対してどのように調査を行うかです。

対象者、調査日や開始時間、開始場所などを設定して調査員数、車両(車、バイクなど)を決めます。例えば浮気調査で調査日が旅行の予定であれば、開始場所によっては調査員数や車両の数など変わっていきます。

不倫相手や行動パターンがわかっていて不貞の証拠を撮るだけなら予約しているホテルから調査を開始すれば最低限の人数で済みますが、何も情報がないようであれば増員しなければ成功率は下がってしまいます。

依頼者の目的や状況によって開始場所や張り込み箇所などが変わっていきますので要望に応えられるように探偵事務所から提案があるでしょう。


料金の内訳などの説明


はじめて利用される方とって、一番知りたいのが「料金はいくらかかるのか」ということではないでしょうか。探偵の料金の内訳はどのようなものがあるのか、以下の項目で説明します。

基本料金(時間制など基本となる料金)

車両費、機材費(調査に使う車両や機材などの料金)

調査実費(調査中にかかった交通費やガソリン代)

延長料金(調査時間などを延長する場合の料金)

着手金(調査を着手する際にかかる料金)

成功報酬(調査が成功した時に発生する料金)



探偵事務所によって料金は違いますが、基本料金+経費が共通して主になっており、「調査員×調査時間」の時間料金プラン、「一律料金」のパック料金プラン、「着手金+成功報酬」の成功報酬プランの3つに分かれています。

プランについてはブログ「探偵選びで失敗しない方法」(探偵事務所の探し方)の料金体系を参考にしてみてください。

料金体系は会社によって様々で基本料金に経費や車両費など全てが含まれているところもあれば、基本料金は安いが延長料金や車両費・機材費が高額なところもあります。

まずは調査結果が出るにはどれくらいの料金がかかり、延長になった場合の追加料金はどれくらいで、早朝深夜料金や危険手当などの意味不明なオプション料金はかからないか確認が重要です。

追加料金が発生する場合はその旨や支払わなければいけない概算及び支払時期を契約書に記載することが探偵業法(法第8条1項の7)で義務付けられています。

後から説明や契約書にもない、高額な追加料金がかからないようにしっかりと確認しましょう。

警視庁-探偵業者に依頼される方へ


リスクの説明


調査のリスクとは依頼者が求めている結果がでない、状況によっては証拠を得られないことです。

例えば「対象者の勤務先の出入口が複数箇所あるが予算が掛けられないので調査員2名で実施したところ、対象者を確認できなかった」「対象者の写真がなく確認できなった」などです。

行う調査方法によって生じるリスクの説明も大事なポイントで、これがないと依頼者は当然、問題なく調査が行われているだろうと思ってしまいますが終わった後に何も結果を得られなかったなんてことにもなりかねません。

リスクの説明を求め、理解することで調査の成功率もあがります。



失敗した場合の対処方法の説明


探偵の調査は必ずしも100%成功するものではありません。実際に失敗してしまうケースとはどのようなものでしょう。

対象者の警戒心が強く、調査を継続させることができなくなった

車を尾行中、赤信号や一般車に阻まれて追尾できなくなった

対象者を見失ってしまった

証拠を撮影できなかった



何十年とキャリアがあるベテランでも些細なミスから失敗してしまうこともあります。入念に調査計画は練りますが、人為的なミスや交通状況などから必ず成功するとは言い切れません。

そうした場合、事前にどこまで保証してくれるのか確認する必要があります。失敗したら、再調査はしてくれるのか、再調査の料金はかからないのか、返金を求めた場合どこまで応じてくれるのか、など契約書にも記載があるかよく確認しましょう。



キャンセル時の返金の説明


一番多いのがキャンセル時の返金トラブルかと思います。契約をしたが調査が始まる前に自己解決できたから解約したい、といった場合に法外な解約金を請求されたというお話しをお聞きします。そういったトラブルを避けるためにも以下の項目がしっかり記載されているか確認しましょう。

契約解除に関する事項

キャンセル適用期間とキャンセル料

クーリングオフの説明

調査不履行した際の保証



契約解除に関する事項とは依頼者側が解約を申し入れした際にかかるキャンセル料や探偵側の都合で解約した場合の返金です。
その中には適用期間やキャンセル料などが盛り込まれており、口頭でも具体的な説明がなされるはずです。

ただ、探偵側の都合でいいように解釈ができるような説明が書かれている場合があるので、わからないときはしつこく聞くようにしましょう。

調査不履行した際の保証ですが、これは成功報酬での請負契約や特約が付加されている場合、「浮気の証拠が撮れなかった」など目的が達成できなかったときの保証です。この保証といった部分を確認せずに契約する方が多いので注意が必要です。

また、状況の変化で調査日を変更、もしくは当日の調査を中止してもらいたいときに、いつまでだったら変更可能か、いつまでだったら調査日を指定できるのか、当日の調査をキャンセルしたらキャンセル料はかかるのかなども確認しておく必要があります。

クーリングオフは探偵事務所や依頼者の自宅以外のファミレスやカラオケボックスなどで契約した場合、8日間以内でしたら適用されます。焦って依頼するのではなく、状況の変化などを考えて、契約をするのはクーリングオフが適用される8日前が理想です。



調査報告書のサンプル





探偵事務所の能力は調査報告書のサンプルで確認できます。不鮮明な写真であったり、時間が抜けていたりすると裁判で使えない可能性があるので以下の項目がしっかり記載されているか確認しておきましょう。

写真の時間が分単位で印字されているか

調査期間中に不明な時間帯はないか

立ち寄った店などの名称や住所

接触相手の性別・身長などの特徴・服装など

接触した場所

接触相手とどのような行動をしたか



調査報告書の内容については裁判資料でも使える書式で写真がなくてもわかるような文章になっていることです。

誰と、いつ、どこで、何をしているかが状況一つとってもわかるように具体的に書かれていることが大事です。

また、調査報告書の受領時期や条件の確認も必要です。調査が終了しているにもかかわらず、報告書が貰えない、追加で料金を請求されたなどのトラブルがあります。契約書に受領時期がきちんと明記されているか確認しましょう。


調査中の連絡方法


調査前や調査中に連絡がとれるかどうかは重視したいポイントです。調査中にリアルタイムで連絡が取れることによって依頼者は相談しながら調査を進めれることや、いち早く調査の状況を知ることができるので気持ち的にも安心できるかと思います。

逆に依頼者が仕事などで連絡がとれない場合は事前に打ち合わせしておくのがいいでしょう。例えば自宅近くの駅を出たら終了してもらうなど打ち合わせしておくことで無駄な料金を抑えることができます。

なかには理由をつけて連絡が全く取れないところもあり、調査日の変更や調査を終了してもらおうとしても連絡がつかず、無駄に時間を使われてしまうこともあります。

探偵事務所によっては完了報告のみのところもあり、結果は報告書でしかわからないので事前に調査中でも連絡がとれるのか確認しておきましょう。


終わりに


書き終えた私もこんなに確認することが多いのかと改めて実感しました。浮気調査は一時の感情でご依頼をされてくる方も多いですが、もし離婚に至った場合、今後の人生を左右するかもしれない大事なことです。

勢いで契約をして高額の料金を払ったにもかかわらず証拠を何も得られなかった、調査がバレて関係性が悪化してしまったなどでは本末転倒です。裏切られた気持ちなどを抑えるのはなかなか難しいかもしれませんがまずは冷静になって、よくお考えになることをお勧めします。




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